2019.12.9 05:02

岩佐が王座返り咲き!NYで11回TKO勝ち、強烈左ストレートでダウン奪う/BOX

岩佐が王座返り咲き!NYで11回TKO勝ち、強烈左ストレートでダウン奪う/BOX

強烈な左ストレートを武器に岩佐(左)が王座に返り咲いた。(ゲッティ=共同)

強烈な左ストレートを武器に岩佐(左)が王座に返り咲いた。(ゲッティ=共同)【拡大】

 プロボクシング・IBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦(7日、米ニューヨーク州ニューヨーク)同級1位の岩佐亮佑(29)=セレス=が同級3位のマーロン・タパレス(27)=フィリピン=を11回TKOで下し、王座復帰を果たした。岩佐が11回に左ストレートでダウンを奪うと、タパレスは立ち上がったがレフェリーが試合を止めた。正規王者のダニエル・ローマン(29)=米国=が負傷で試合を行えず、暫定王座決定戦が実施された。

 11回、強烈な左ストレートをたたき込んだ。レフェリーが試合を止めると、岩佐は所属ジムのセレス小林会長とともに喜びを爆発させた。

 「手応えがあったのはあの一発だけ。ボクシング人生で一番うれしかった」

 敗戦を糧にした。2017年9月に王者となったが、昨年8月の2度目の防衛戦でTJ・ドヘニー(33)=アイルランド=に敗れ陥落。前に出すぎてカウンターの餌食になったり、逆に警戒して出られなかったりしたことを反省し「プレスをかけながら、バランスよくできた」とリズムをつかんでいった。

 過去3敗していたサウスポー対策として、打たれても中に入って相手の動きを制することを徹底。「もう文句ないでしょ。克服です」。次に見据えるのは正規王者ローマンとの統一戦。大きく期待が膨らむニューヨークでの復活となった。

岩佐 亮佑(いわさ・りょうすけ)

 1989(平成元)年12月26日生まれ、29歳。千葉・柏市出身。千葉・習志野高時代に高校3冠。2008年8月プロデビュー。17年9月にIBF世界スーパーバンタム級王座奪取。1度防衛後、18年8月に王座陥落。プロ戦績30戦27勝(17KO)3敗。左ボクサーファイター。171センチ。

  • マーロン・タパレスを下し、王座復帰を果たした岩佐亮佑=ニューヨーク(ゲッティ=共同)
  • マーロン・タパレス(右)を攻める岩佐亮佑=ニューヨーク(AP)
  • マーロン・タパレスを下し、王座復帰を果たした岩佐亮佑=ニューヨーク(AP)
  • マーロン・タパレス(右)を攻める岩佐亮佑=ニューヨーク(AP)