2019.12.7 04:39

紀平、2連覇ピンチ SP世界最高の首位コストルナヤと14・74点差の6位/フィギュア

紀平、2連覇ピンチ SP世界最高の首位コストルナヤと14・74点差の6位/フィギュア

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紀平梨花
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女子SP 演技する紀平梨花(AP)

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 フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナル第2日(6日、トリノ)女子ショートプログラム(SP)で、2連覇を目指す紀平梨花(17)=関大KFSC=は70・71点で6位と出遅れた。ロシア勢はアリョーナ・コストルナヤ(16)が世界最高得点を更新する85・45点で首位、平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(17)が79・60点で2位、アンナ・シェルバコワ(15)が78・27点で3位、アレクサンドラ・トルソワ(15)が71・45点で5位だった。

 ジュニアから上がったばかりでGPを2勝ずつした「ロシア三人娘」が立ちはだかった。最初に登場したコストルナヤが自身が持つ世界最高得点を0・41点塗り替えるハイレベルな争いで紀平が失速した。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は着氷が乱れた。次のフリップ-トーループの2連続3回転では転倒し、GOE(出来栄え点)で大きく減点された。基礎点が1・1倍になる後半の3回転ループで持ち直したが、コストルナヤに14・74点の大差をつけられるまさかの6位発進で連覇に黄信号がともった。

 GPシリーズではトルソワ、コストルナヤにそれぞれ屈して2戦連続2位だった。3回転半は精度が増したものの左足首痛で3回転ルッツを跳べない状況。2年連続の表彰台に向けて、ジャンプの得点でロシア勢に水をあけられるわけにはいかない。

 コストルナヤは3回転半と華麗な滑り、トルソワは3種類の4回転、シェルバコワはフリーに2度入れる4回転ルッツを武器に持つ。強力なロシア勢に対抗するため、フリーで4回転サルコーに初挑戦することを視野に入れる紀平の真価が問われる。

  • 女子SP演技する紀平梨花(ロイター)
  • 女子SP演技する紀平梨花(AP)
  • 女子SP転倒する紀平梨花(AP)
  • 女子SPで6位の紀平梨花=トリノ(共同)
  • 女子SPで6位の紀平梨花=トリノ(共同)
  • 女子SPで6位の紀平梨花=トリノ(共同)