2019.12.5 08:00

増田明美さん「まだピストルの合図がならないのか」マラソンコース未決着にガクッ

増田明美さん「まだピストルの合図がならないのか」マラソンコース未決着にガクッ

増田明美さん

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 国際オリンピック委員会(IOC)は4日、スイスのローザンヌで理事会を開き、暑さ対策で都内から札幌に変更した2020年東京五輪のマラソンと競歩について、大会組織委員会が提案した札幌市中心部を2周するマラソンコースの了承を見送った。札幌駅前通を往復する競歩のコースには同意して決着した。

 この日、NHK「ニュース7」(後7・0)に電話出演した、1984年ロサンゼルス五輪女子マラソン代表でスポーツライターの増田明美さん(55)は、「ややこしい。なんで一気に決めないのか。きょうのピストルで(選手は)準備の第一歩と思っていたが『まだピストルの合図がならないのか』とガクッという感じ」と語った。

 焦点だったマラソンコースは1周目を20キロとする設定で合意したが、ワールドアスレチックス(世界陸連)は残りの約22キロについて7キロを3周する案を主張。2周目以降は継続協議となり、組織委は12月中旬に結論を出すことを目指す。

 増田さんは「後半のハーフの方が世界の動きが早くなる。日本の選手はきめ細かな準備をするので一日も早く発表してほしい」と訴えた。

 高温多湿の中東ドーハで9~10月に開催された陸上の世界選手権でマラソンや競歩の棄権者が続出し、IOCは10月に札幌開催案を発表した。一部選手や東京都が反発したが、移転で生じる費用を都が負担しないことなどを確認して日本側は札幌開催を受け入れた。