2019.12.4 15:04

五十嵐「100パーセントの力で」好相性のハワイで最終戦/サーフィン

五十嵐「100パーセントの力で」好相性のハワイで最終戦/サーフィン

 東京五輪でメダルが期待されるサーフィン男子の22歳、五十嵐カノア(木下グループ)がプロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)の今季最終戦、パイプ・マスターズ(8日開幕・米ハワイ)で2勝目を狙う。大会前に一時帰国して取材に応じ「2019年をいい感じでフィニッシュしたい。100パーセントの力で臨む」と意欲をみなぎらせた。

 サーフィン発祥の地ハワイの迫力のある大波で争われ、毎シーズンを締めくくる伝統の大会。五十嵐は16年に準優勝、17年も3位と大健闘した。相性はいい。

 CTに初参戦した16年の年間20位から毎年成績は右肩上がりだ。「初めてトップの選手と戦える自信が出てきた」という今季は5月の第3戦でCT初優勝を果たすなど躍進し、現在年間6位。目標の5位以内を射程圏に捉え、サーファーなら誰もが夢見るオアフ島パイプラインでのタイトルへ機は熟している。

 今季CTの成績で既に東京五輪の出場が確定。多忙な海外転戦の合間を縫って帰国し、五輪会場の千葉県一宮町の海で練習を積んできた。海外よりも力の弱い日本の波に合うボードを試すなど、試行錯誤を重ねる。ハワイで有終の美を飾れば「五輪が一番の目標」と言い切る来年へ自信が深まる。