2019.12.4 21:27

北海道の関係者、コース決定先送りに危機感「具体的な調整ができない」 五輪マラソン

北海道の関係者、コース決定先送りに危機感「具体的な調整ができない」 五輪マラソン

 国際オリンピック委員会(IOC)の理事会が札幌で開催される2020年東京五輪のマラソンコースの決定を見送り、急ピッチの準備を進める北海道の関係者は4日、地元の作業が遅れることに危機感をにじませた。

 札幌市の秋元克広市長は市役所で記者団の取材に応じ、大通公園での期間中のイベントについて「コースや(機材の)占有場所、必要な時期が決まらないと具体的な調整ができない」と悩みを明かした。

 中田雅幸スポーツ局長は「イベント主催者側は来年どうするか詳細を検討しなければならない時期に来ている。できるだけ早く情報を出せるよう、スピード感を持って進めてほしいとお願いしている」と強調した。

 鈴木直道知事は道庁で記者団に「選手、関係者にはコースが決まらないことに対し、さまざまな気持ちがあると思う。年内には結論を出していただきたい」と述べた。

 一方、日程やコースの最初の20キロだけは先に決まったため、北海道の担当者は「そもそもが会場変更が直前だった。一部にせよ決まったので、準備を始められる」と語った。