2019.12.4 20:55

五輪で停留禁止区域設定 船舶団体が自主ルール

五輪で停留禁止区域設定 船舶団体が自主ルール

 2020年東京五輪・パラリンピック開催期間中の事故を防ごうと、屋形船や水上バス、漁業、ヨットなど船舶関係の各種団体が4日、会場周辺で停泊やいかりを下ろすことを禁じる「停留禁止区域」を設けるとの自主航行ルールをまとめた。選手村がオープンして閉まる来年7月14日から9月9日までを対象としている。

 多くの会場が集まる東京湾では、五輪・パラを見物する目的で船舶の往来が激しくなると予想される。海上保安庁は治安上の目的から「航行自粛海域」や「停留自粛海域」を決めている。今回のルールは、海保が定めた海域の範囲外でも航行の安全を確保する狙い。

 各種団体でつくるプロジェクトによると、自主ルールの対象は全ての船舶とする。海保など官公庁の船のほか、屋形船、水上バスといった日常的に運航している船は、客の乗降や燃料搭載の場合などは例外を認めるとしている。

 停留禁止のほか、隅田川の永代橋より南では反時計回りの航行を原則とすることや、台場付近の一部海域では進行方向を北向きに限定するルールも決めた。