2019.12.1 17:28

藤本拓が日本勢最高2位 瀬古氏「果敢に攻めたことは褒めたい」 福岡国際マラソン

藤本拓が日本勢最高2位 瀬古氏「果敢に攻めたことは褒めたい」 福岡国際マラソン

2位でフィニッシュし、顔をしかめる藤本拓=福岡市中央区の平和台陸上競技場(撮影・村本聡)

2位でフィニッシュし、顔をしかめる藤本拓=福岡市中央区の平和台陸上競技場(撮影・村本聡)【拡大】

 東京五輪男子代表選考の対象となる福岡国際マラソンは1日、福岡市の平和台陸上競技場発着で行われ、30歳の藤本拓(トヨタ自動車)が2時間9分36秒で、日本勢最高の2位に入った。代表入りの条件となる日本陸連の設定記録(2時間5分49秒)には届かなかった。エルマハジューブ・ダザ(モロッコ)が2時間7分10秒で初優勝した。

 福田穣(西鉄)が2時間10分33秒で3位。川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は12位、設楽啓太(日立物流)は14位、佐藤悠基(日清食品グループ)は15位に終わった。

 今大会は五輪代表の残り1枠を争う3レースの初戦。代表には日本陸連の設定記録を突破した最速選手が選ばれ、該当者がいない場合は9月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で3位だった大迫傑(ナイキ)に決まる。(正午現在曇り、気温18・5度、湿度48%、南東の風5・0メートル)

エルマハジューブ・ダザの話「福岡国際は長い歴史を持つおじいちゃんのような大会。ここで勝てたのは大満足。東京五輪でも表彰台に立てるように頑張りたい」

福田穣の話「最後まで気持ちを切らさずに追えば、結果は付いてくると思って走っていた。(国士舘大の先輩の)藤本さんに何十度目かの正直で絶対に勝ちたかったが、やっぱり強かった」

設楽啓太の話「(双子の弟で前日本記録保持者の悠太から声援を受けたが14位に終わり)応援してくれて力ももらったし、もっとタイムを狙いたかった。まずは最後まで走り抜いたことは、自分の中で力はついてきたのかなと思う」

瀬古利彦・日本陸連マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの話「藤本は30キロまで果敢に攻めたことは褒めたい。次に生きると思う。(残り2大会で)大迫の(日本)記録を破る選手が複数出ることを期待している」

  • スタートする藤本拓(#21)=福岡市中央区の平和台陸上競技場(撮影・村本聡)