2019.11.21 19:27

森坂嵐「客観的に数字が出るのはいいこと」 新システムに前向き意見/BOX

森坂嵐「客観的に数字が出るのはいいこと」 新システムに前向き意見/BOX

特集:
東京五輪
有効打の数などを表示するモニター=阿久根市総合体育館

有効打の数などを表示するモニター=阿久根市総合体育館【拡大】

 ボクシング男子の東京五輪予選代表選考会を兼ねた全日本選手権が21日、鹿児島県の阿久根市総合体育館で開幕し、有効打の数などを瞬時に表示する新システムが試験的に運用され、選手や関係者からは前向きな意見が挙がった。

 5人のジャッジが有効打と判断した瞬間に別の審判が監視するモニターに表示され、ラウンドごとの集計数も分かる。21日に運用した22試合では表示数と勝敗が異なる試合はなかったという。日本ボクシング連盟によると、今後は審判の技術向上のため試合後に映像で検証可能にするなどの改良が進められる。

 東京五輪まで時間的制約はあるが、日本ボクシング連盟の小坂則夫審判部長は「審判の見解の統一基準にもつながる。推し進めたほうがいい」と提言。2016年リオデジャネイロ五輪代表の森坂嵐(東農大OB)は「自分のボクシングをするだけだが、客観的に数字が出るのはいいことだと思う」と話した。

 ボクシングはリオ五輪でも不正判定が取り沙汰され、東京五輪の運営を主導する国際オリンピック委員会(IOC)の特別作業部会が新システムの導入を検討している。

  • 有効打の数などを瞬時に表示するモニター(下)=阿久根市総合体育館