女子で4位だった宮原知子のフリーの演技=モスクワ(共同)【拡大】
フィギュアスケート・ロシア杯最終日(16日、モスクワ)グランプリ(GP)シリーズ第5戦。女子でショートプログラム(SP)6位の宮原知子(21)=関大=はフリーで129・33点の4位となり、合計192・42点で4位だった。SP2位の15歳、アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)がフリーで2種類3度の4回転ジャンプを決めて逆転し、合計234・47点でGP2連勝。
SP6位から逆転の表彰台を狙ったフリーで宮原は、厳しい現実を突きつけられた。大きなミスを3回転フリップの転倒にとどめたが、7つのジャンプのうち基礎点が80%に減点される回転不足が5つ。持ち前の高い表現力では補いきれず「大丈夫だと思っていたところまで取られていた。でも仕方ない。そういうジャンプ」と努めて冷静に話した。