2019.11.16 05:02

宮川選手が17日にも1年半ぶり出場へ…日大アメフト部反則タックル、前監督らとともに不起訴

宮川選手が17日にも1年半ぶり出場へ…日大アメフト部反則タックル、前監督らとともに不起訴

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アメフト
9月、チームのプレーを記録する日大・宮川。これまで出場を控えてきたが、ようやく出番が回ってきそうだ 

9月、チームのプレーを記録する日大・宮川。これまで出場を控えてきたが、ようやく出番が回ってきそうだ 【拡大】

 日大アメリカンフットボール部の悪質反則問題で、東京地検立川支部は15日、傷害容疑で告訴されていた内田正人前監督(64)と井上奨(つとむ)元コーチ(30)について、反則行為のタックルをした宮川泰介(21)とのやりとりなどから「宮川選手の共犯と認めるには疑いが残る」として嫌疑不十分で不起訴とした。

 傷害容疑で書類送検された宮川も「被害者側と示談が成立している」として、不起訴(起訴猶予)とした。

 不起訴を受けて内田前監督は「厳正中立な立場で事実解明に尽力いただいた警察、検察庁に敬意を表したい」とのコメントを出した。宮川は「けがをさせてしまった選手とそのご家族に、改めておわび申し上げます。今回の経過と処分を重く受け止め、今後の糧とします」。日大は「詳細を把握していないのでコメントを差し控える」としている。

 悪質タックルがあったのは、昨年5月6日に東京都調布市で実施された日大と関学大の定期戦。パスを投げ終えて無防備な状態だった関学大の選手に宮川が背後からタックルし、けがを負わせた。

 日大アメフト部と宮川は、この問題で関東学生連盟から受けた公式試合の出場資格停止処分が今春に解除され、チームは9月からの公式戦に復帰。4年の宮川については地検の処分が出るまで起用を控えていたが、橋詰功監督は不起訴を受けて、17日の関東大学リーグ、横浜国立大戦に出場登録すると明言した。

負傷した関学大の選手の父親、奥野康俊氏「宮川君には悔いを残さないように全力でプレーし、アメフトができる喜びをかみしめてほしい」