デサントのランニングシューズ発表会に参加した塩尻和也=14日午後、東京都内【拡大】
陸上男子3000メートル障害でリオデジャネイロ五輪代表の塩尻和也(富士通)が14日、東京都内で取材に応じ、今秋の世界選手権代表を辞退する要因となった右膝の故障が回復傾向にあることを明かした上で「このレベルのけがは初めて。あまり焦ることなくやっていければ」と語った。
9月のレースで右膝靱帯を痛め、現在は体幹強化などに取り組んでいる。年末年始頃にランニングを本格的に再開し、東京五輪を目指すという。
この日はランニングシューズへの本格参入を発表したスポーツ用品大手のデサントとアドバイザリー契約を結んだことが発表された。薄底で高反発が特徴の商品に、塩尻は「フィット感がすごくいい」と話した。