2019.11.13 05:05

暑さに強い中村匠吾、札幌開催に「気温が上がった方がプラスかな」/陸上

暑さに強い中村匠吾、札幌開催に「気温が上がった方がプラスかな」/陸上

報道陣に練習を公開した東京五輪男子マラソン代表の中村匠吾=12日、千葉市

報道陣に練習を公開した東京五輪男子マラソン代表の中村匠吾=12日、千葉市【拡大】

 2020年東京五輪男子マラソン代表の中村匠吾(27)=富士通=が12日、千葉市内で練習を公開し、開催地が札幌に変更したレースに向けて気持ちを新たにした。

 暑ければ暑いほど望ましい。「暑さに強いのは強み。札幌がどういう気象になるかわからないけど、気温が上がった方がプラスかな」。東京から北の大地へと開催地が変わっても、中村の願いは同じだ。

 昨年9月のベルリンで自己ベストの2時間8分16秒をマーク。今年9月の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」では優勝で五輪切符をつかんだ。発汗量が少なく、暑さにはめっぽう強い。夏のレースに臨むまでの練習データは五輪に向けて蓄積してきた。残り9カ月の調整法に自信を持つ。

 コースは北海道マラソンがベースとなる見込み。10キロ付近までは起伏があるものの、その後はほぼ平坦(へいたん)で、スピードが必要と見る向きもある。「35キロ以降は急激なペースアップがあり得る。対応できるように」と中村。今後はスピード強化を目的にトラックの練習にも取り組む。本番までフルマラソンは走らない方向で、今冬のハーフマラソンやロードレースの出場を視野に入れる。

 「起こるであろうレース展開を予想して準備する。そこを怠らないようにしたい。100%でスタートラインに立てるように」。勝負の夏に力を開花させるため、下へ下へと根を伸ばす。

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