2019.11.11 05:03(1/2ページ)

鶴竜休場…朝稽古中に腰痛再発、横綱の初日不戦敗は3例目/九州場所

鶴竜休場…朝稽古中に腰痛再発、横綱の初日不戦敗は3例目/九州場所

9日の土俵祭りでは白鵬(左)と笑顔で話していた鶴竜。その翌日、初日に異例の休場表明となった

9日の土俵祭りでは白鵬(左)と笑顔で話していた鶴竜。その翌日、初日に異例の休場表明となった【拡大】

 大相撲九州場所初日(10日、福岡国際センター、観衆=6986)横綱鶴竜(34)が日本相撲協会に「腰椎すべり症再発で14日間程度の安静療養が必要」との診断書を提出して休場した。番付最高位が初日に休場を表明するのは極めて異例で、自身2度目。鶴竜の休場は2場所連続14度目だが、1場所15日制が定着した昭和24年以降、横綱が初日に不戦敗となったのは3例目。成績次第で大関昇進の可能性もある関脇御嶽海(26)は平幕妙義龍(33)を引き落として白星発進した。

 一年納めの場所が、いきなり揺れた。東の正位、鶴竜が初日を迎えたその日に休場を表明した。9日の土俵祭りでは「相撲に集中してしっかりやっていきたい」と意気込んでいた24時間後、本場所の土俵から姿を消した。

 師匠の陸奥親方(元大関霧島)によると、この日の朝稽古で四股を踏んでいた際、腰の痛みを訴えて病院へ向かったという。9月に師匠だった井筒親方(元関脇逆鉾)が急逝した鶴竜にとって、今場所は井筒部屋から陸奥部屋へ転籍して臨む最初の場所だった。陸奥親方は「『相撲を取れそうか』と聞いたら、かなり痛がっていた」と説明した。

 初日の対戦相手、新小結朝乃山は不戦勝となったが、すでに発表されていた2日目の平幕隠岐の海との対戦は、審判部が取組を再編する「割(わり)返し」を行って対応。対戦相手の変更は数番におよんだ。

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