2019.11.11 05:03(1/3ページ)

千葉、最多10度目V!“成田高5人娘”が牽引/駅伝

千葉、最多10度目V!“成田高5人娘”が牽引/駅伝

千葉のアンカー・加世田がトップでゴールイン。2年ぶりの優勝を決めた(撮影・土谷創造)

千葉のアンカー・加世田がトップでゴールイン。2年ぶりの優勝を決めた(撮影・土谷創造)【拡大】

 第35回東日本女子駅伝(10日、福島市信夫ヶ丘競技場発着)千葉が2時間18分56秒で大会最多となる10度目の優勝を果たした。成田高2年の小坂井智絵(16)が7区(4キロ)で34秒あったトップとの差をひっくり返す快走。最後は9区(10キロ)で同高出身の加世田梨花(20)=名城大=が逃げ切った。2年ぶりの王座奪還で、台風15号などの被害にあったふるさとに勇気を届けた。

 絶対にとらえる。覚悟を決め、深呼吸してからたすきを受け取った。トップとは34秒差。7区(4キロ)の小坂井は先頭に立つことだけを考え、力強く駆け抜けた。

 「絶対に抜かして、最後の加世田先輩に貯金を作り、(たすきを)つなごうと思っていた」

 たすきを肩から外し、しっかりと握り締めた後の残り約130メートル。先頭を走る宮城の門脇奈穂(仙台育英高3年)を颯爽と抜き去り、充実の笑顔で8区の南莉花(大網中3年)へとつないだ。「いい走りができた」と話す区間賞(12分41秒)の激走で、千葉を勢いづけた。

 今月2日に2年連続9度目の全国高校駅伝出場を決めたばかりの“成田高パワー”が光った。9区間のうち、小坂井と1区の風間歩佳(3年)、3区の山崎りさ(2年)の3人が同高の現役生。6区の篠塚麻衣(26)=ユニバーサルエンターテインメント、アンカーの加世田の2人が卒業生だ。

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  • レース後、チーム千葉は加世田を胴上げして喜びを分かち合った
  • 第7区を走った千葉・小坂井智絵(成田高2年)=福島市のフルーツライン(撮影・土谷創造)