2019.11.10 05:02

宮原、GP初戦2位 4回転時代にキラリ!表現力勝負/フィギュア

宮原、GP初戦2位 4回転時代にキラリ!表現力勝負/フィギュア

特集:
LOVEフィギュアスケート
宮原知子
4回転時代に突入した女子で、宮原は表現力などで勝負した(共同)

4回転時代に突入した女子で、宮原は表現力などで勝負した(共同)【拡大】

 フィギュアスケート・中国杯最終日(9日、中国・重慶)グランプリ(GP)シリーズ第4戦。女子は前日のショートプログラム(SP)2位の宮原知子(21)=関大=がフリーで142・27点の3位となり、合計211・18点で2位に入った。15歳のアンナ・シェルバコワ(ロシア)が4回転ルッツに2度挑んだフリーで152・53点を出してSPに続いて1位となり、合計226・04点でGP2連勝。シリーズ上位6人で争われるファイナル(12月5~7日、トリノ)進出を決めた。

 女子新時代の象徴ともいえるトリプルアクセル(3回転半)や4回転のような派手なジャンプはないが、スケートへの真摯な姿勢が表彰台をたぐり寄せた。GP初戦で宮原が2位に入った。

 「自分の感覚を持ちながら集中して滑ることができた。今季は不安な試合が多かったけど、2位を獲得できてひとまず良かった」

 入念に取り組んできた全てのジャンプを降り、磨き抜いた美しいスピン、ステップで最高難度のレベル4を並べる安定感が際立った。小学校低学年から指導を受けてきた浜田コーチに加え、今夏からカナダ人のバーケル・コーチにも師事。練習の大半をトロントでこなし、演技を磨いてきた。表現面を示す演技点は5項目のうち4項目で9点台をそろえ、SPに続いて全体1位の高い評価を引き出した。

 大技の4回転ルッツに2度挑んだシェルバコワには及ばなかったが「得意な滑りをもっと伸ばして、しがみついているぞというのを見せていきたい」と意欲十分。3種類の4回転を駆使するトルソワ(ロシア)が待ち受ける次戦のロシア杯でも、ひるまずに持ち味を出す。

優勝したアンナ・シェルバコワ「もっと突き詰めていきたい」

  • 2位に入った宮原知子のフリー=中国・重慶(共同)
  • 2位に入った宮原知子のフリー=中国・重慶(共同)
  • 2位に入った宮原知子のフリー=中国・重慶(共同)
  • フリーの演技を終え、得点を確認する宮原知子(左)=中国・重慶(共同)
  • 表彰式で銀メダルを手に笑顔を見せる宮原知子(左)。中央は優勝したアンナ・シェルバコワ=中国・重慶(共同)
  • 7位に終わった本田真凜のフリー=中国・重慶(共同)
  • 女子フリーで転倒する本田真凜=中国・重慶(共同)
  • 7位に終わった本田真凜のフリー=中国・重慶(共同)
  • 優勝したアンナ・シェルバコワのフリー=中国・重慶(共同)
  • 優勝したアンナ・シェルバコワのフリー=中国・重慶(共同)
  • 男子フリーで演技する田中刑事=中国・重慶(共同)