2019.11.5 20:53

ドネア、井上尚弥は「世界一のパウンド・フォー・パウンド」/BOX

ドネア、井上尚弥は「世界一のパウンド・フォー・パウンド」/BOX

会見に臨むノニト・ドネア=東京都千代田区(撮影・蔵賢斗)

会見に臨むノニト・ドネア=東京都千代田区(撮影・蔵賢斗)【拡大】

 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズのバンタム級決勝(7日、さいたまスーパーアリーナ)でWBA、IBF世界同級王者の井上尚弥(26)=大橋=と対戦する、WBA世界同級スーパー王者のノニト・ドネア(36)=フィリピン=が5日、東京都内で記者会見した。

 プロで45戦。フライ級からフェザー級まで世界5階級を制したドネアが、尚弥を世界一だと認めた。

 「数多くの実力のある選手と対戦してきたが、その中で今回は何が違うかと言えば、尚弥は世界一のパウンド・フォー・パウンド(体重が同じだと仮定した場合、全階級の中で最強)であるということだ」

 尚弥の強さを素直に認め、最大限の敬意を払うが「井上尚弥と対戦できるという事実が、大きなモチベーションになっている。自分は世代交代の前に立ちはだかる大きな壁だと思っている」と簡単に負けるつもりはない。

 2014年11月には横浜市の大橋ジムを訪問し、世界戦を翌月に控えていた当時21歳の井上にアドバイスを送った。それから約5年。運命に導かれたかのように決勝まで勝ち上がってきた2人が、ついにリング上で拳を交える。

 アウェーでの闘いとなることについては「闘う場所がどこであれ、リングの中は私のホームだ」と強気のドネア。「この試合の鍵は私が的確な戦略を立て、それを遂行すること」。10月30日の来日以降、リラックスムードを貫く“レジェンド”には、“モンスター”の倒し方が見えている。