2019.11.1 12:58

札幌市民から喜びの声「一生に1度の機会」五輪マラソン開催決着

札幌市民から喜びの声「一生に1度の機会」五輪マラソン開催決着

4者協議であいさつするIOCのコーツ調整委員長(テーブル左から2人目)。右端は東京都の小池百合子知事=1日午後、東京都中央区

4者協議であいさつするIOCのコーツ調整委員長(テーブル左から2人目)。右端は東京都の小池百合子知事=1日午後、東京都中央区【拡大】

 2020年東京五輪のマラソンと競歩の開催地は1日、札幌市に変更することで決着した。本番まで残り約9カ月。「間近で見られるなんて、一生に1度の機会だ」。市民からは喜びの声が上がり、北海道や札幌市の担当者は、急ピッチで進める準備作業に気を引き締めた。1日午後には市長と知事が会談して、今後の対応を協議する。

 大通公園を歩いていた川崎幸弥さん(72)=小樽市=は「道産子としては札幌開催を歓迎したい。ただ選手たちは東京のコースに合わせた練習をしていたと思うので気の毒だ」と話した。

 札幌市の担当者は東京都、国際オリンピック委員会(IOC)、大会組織委員会、政府の4者協議の様子をテレビ中継で確認。「札幌は元々東京五輪のサッカー会場の一つで、ボランティアも集めていた。公道でマラソンや競歩を開催するとどういう協力が必要になるのか。想像を超えている」と悩みも明かした。移転に伴う費用を巡っては「市の負担があるのか、注視する」と話した。

  • 4者協議の前に、言葉を交わすIOCのコーツ調整委員長(左)と東京都の小池知事=東京都中央区
  • 4者協議の前に握手を交わすIOCのコーツ調整委員長(左)と東京都の小池知事=東京都中央区