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瀬戸大也、東京“金”へ「流れ作る」まずは世界新 米アリゾナ高地合宿・独占公開/競泳

瀬戸大也、東京“金”へ「流れ作る」まずは世界新 米アリゾナ高地合宿・独占公開/競泳

特集:
東京五輪
北アリゾナ大学の施設内にあるトレーニングプール

北アリゾナ大学の施設内にあるトレーニングプール【拡大】

★記者が見た瀬戸

 東京五輪はやってくれる。そう予感させる充実ぶりだ。与えられたメニューをこなすだけではない。疲労で体が思うように動かなくても、ターンからの浮き上がりだけはしっかり潜るなど、最低ラインを自分に課して練習に取り組んでいた。

 休日に、瀬戸のリクエストで日没のグランドキャニオンに向かった。その車中で人生の夢に話が及ぶと「暖かいどこかの島で、くっちゃね(食っては寝)、くっちゃねしたい。時間を気にしないところにいきたい」と本音をポロリ。制限タイムと戦う日々。この苦しさを乗り越えてほしい。

フラッグスタッフ

 米アリゾナ州の州都フェニックスから北へ約230キロに位置する。人気観光地のセドナ、グランドキャニオンの中間にあり、観光客の玄関口となっている。キャンパス面積が約2万7000平方キロメートルを誇る北アリゾナ大学の所在地で、標高約2100メートルの高地トレーニングプールは同大内にあり、3年前に新設された。平泳ぎで五輪2大会連続2冠の北島康介氏は、1999年からこの地を利用。多くの日本代表選手たちが五輪のメダル獲得へ強化を積んできた。

瀬戸 大也(せと・だいや)

 1994(平成6)年5月24日生まれ、25歳。埼玉・毛呂山(もろやま)町出身。6歳で競泳を始め、中2の全国大会で初めて優勝。男子400メートル個人メドレーで2013、15、19年世界選手権で金メダル。16年リオデジャネイロ五輪は銅メダル。埼玉栄高、早大出、ANA。174センチ、75キロ。

  • 厳しい合宿で自らを追い込む瀬戸。グランドキャニオンの絶景が疲れた体を癒やす(撮影・角かずみ)
  • 耐乳酸トレーニングを終え、脈を測る瀬戸。ラグビーに負けじと、屈強な肉体を作りあげる(撮影・角かずみ)