2019.10.18 05:01

【IOC・コーツ委員長一問一答】世界陸上女子で28人もが完走できなかったのも問題

【IOC・コーツ委員長一問一答】

世界陸上女子で28人もが完走できなかったのも問題

特集:
世界陸上

 【ドーハ16日】2020年東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会のジョン・コーツ委員長(オーストラリア)が当地で取材に応じた。

 --代替計画の背景は

 「理由はシンプルだ。(気温が東京に比べ)5~6度低く、選手にとってずっと安全だ。陸上の世界選手権では女子マラソンで68人中40人しか完走しなかった。以前はこの問題の具体例もなかったが(世界陸上を経て)今は何が問題か分かる」

 --検討を始めたのは

 「先週からだ。(小池百合子)都知事には今朝(16日朝)伝えた。IOCのバッハ会長が国際陸上競技連盟のコー会長に話したのも今朝だ。組織委は少し驚いていたが、それも理解できる。そのことは謝るが、問題を放置するわけにもいかない」

 --なぜ札幌なのか

 「(東京より)北を探してみた。札幌は冬季五輪開催都市で、知事や市長に非常に理解があることも分かっていた。先週には北海道出身の(橋本聖子)五輪相が前向きであることも知った」

 --チケットは

 「払い戻しに応じる。チケットが欲しい人は多いので、払い戻せば他の人が買うだけだと思う」

 --開幕まで10カ月弱

 「国際陸連が早急にコース計画を練って実行する。国際陸連は非常に前向きだ」

 --札幌は30年冬季五輪招致に向けいい経験か

 「そうなるかもしれない。札幌にとって素晴らしいことだ」