2019.10.4 22:44

井上拓真、ダブル世界戦へサウスポー対策「前足ぶつからないよう意識」/BOX

井上拓真、ダブル世界戦へサウスポー対策「前足ぶつからないよう意識」/BOX

ポーズをとる井上拓真(右)とマイケル・ダスマリナス=横浜市

ポーズをとる井上拓真(右)とマイケル・ダスマリナス=横浜市【拡大】

 プロボクシングのWBA、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(26)と、WBC世界同級暫定王者の井上拓真(23)の兄弟が4日、所属する横浜市の大橋ジムで練習を公開。11月7日にさいたまスーパーアリーナで行うダブル世界戦に向けて、ともにスパーリングやミット打ちなどで約1時間汗を流した。

 弟の拓真はWBC世界同級王者のノルディーヌ・ウバーリ(33)=フランス=との王座統一戦に向けて、IBF世界同級1位のマイケル・ダスマリナス(27)=フィリピン=と3分2ラウンドのスパーリング。ウバーリと同じサウスポーで、プロ戦績は32戦29勝(19KO)2敗1分け。今年3月にIBF世界同級挑戦者決定戦に勝ち、現在は兄の尚弥が持つ世界王座への挑戦権を持つ選手だ。

 「けっこう攻めてくるのでそういう場面を想定した。タイプはちょっと(ウバーリとは)違うけど」と話した通り、頭をつけて前に出てくる相手に対して、アッパーなど効果的なパンチを繰り出した。前日の3日にも4ラウンドのスパーリングを行い「左に慣れてきた。距離感と前足の入り方が大事。前足がぶつからないように意識している」とサウスポー対策に余念がない。

 「今はスパーリングメインでやっている。ここからですね。スパーリングで仕上げて、1番はけがをしないこと」

 昨年の12月30日。WBC世界同級暫定王座決定戦で勝ち、子供の頃からの夢だった、亀田3兄弟以来日本選手2組目の兄弟世界王者となった。それ以来の試合となるが、次は正規王者となり、最高の形でメインカードの兄にバトンを渡す。

  • 縄跳びを跳ぶ井上兄弟=横浜市
  • ミット打ちをする井上拓真=横浜市