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【池田純 S-Businessの法則】次の時代をつかむビジネスのカギは「若者」

【池田純 S-Businessの法則】

次の時代をつかむビジネスのカギは「若者」

特集:
池田純 S-Businessの法則

 先日、宮崎市の木崎浜で東京五輪予選を兼ねるサーフィンの世界選手権「ワールドゲームス」が開催されました。視察した2020年東京大会組織委員会の森喜朗会長は「する人も、見る人も、若いのがいいね」とコメント。実は、本質を突く言葉だと考えさせられました。

 野球、サッカーのキャンプ地として知られる宮崎ですが、本気になってサーフィンで若い人を集め、街興しをしようとしています。私も、板を持ってたまに出掛けます。

 メジャーなプロチームがなくても、宮崎には国内屈指の「波」がある。格好いいPR動画の制作、サーファーの移住支援策などに力を入れ、今回ケリー・スレーターらスター選手が集う世界大会の誘致まで実現しました。

 本来、地域活性化は行政の仕事ですが、宮崎は行政でも若い人が中心となり「自分事」として本気で取り組んでいます。プロ野球やサッカーの球団・クラブ経営も同じです。人事で親会社から来た偉い人は、一定の安定の上でリスクを取らない。その先の未来は他人事…では「自分事感」が誰にも伝わりません。

 若い人の心をつかむ2大要素は「若者による自分事感」と「格好よさ」。野球やサッカーは観戦者の高齢化が課題で、若い人は意外なほど選手の名前を知りません。一般化しているのは大谷選手(エンゼルス)ら一握りです。

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