2019.9.13 20:42

炎鵬が輝との同級生対決でリベンジ 1敗を守る/大相撲秋場所6日目 

炎鵬が輝との同級生対決でリベンジ 1敗を守る/大相撲秋場所6日目 

 西前頭11枚目の炎鵬(24)が大相撲秋場所6日目の13日、金沢市立西南部中の同級生で東前頭13枚目の輝(25)を押し出し、1敗を守った。

 燃える思いを全てぶつけた。168センチ、98キロの炎鵬が、24センチ高く65キロ重い輝を低く低く攻め立てる。突きに迎撃されて懐に入れないとみるや、膝下まで頭を下げて右足をとりにいく。慌てて後ろに下がった同級生のスキは逃さない。休まず攻めて、力強く押し出した。

 「足をとりにいこうとしたときに、慌てていた。逆に冷静になって攻められました」

 プロ入り後、初対戦だった7月の名古屋場所では押し倒されて悔しい黒星を喫した。「前回とは全く違いました。固くなって自滅というか、一人相撲だった。きょうは冷静に、平常心で前に出ようと」。リベンジを果たして、胸を張った。

 下校してから相撲道場までの20分ほどの道を、いつも一緒に歩いた。「土俵を離れたら、よき友達です」。8月の北海道巡業。プロでは先輩の輝が店をチョイスし、寿司屋のカウンターで新鮮な海鮮に舌鼓を打った。

 「いつも(店選びは)お任せしてます。向こうが味に関してはうるさいので。食通なんで。この間は僕が出しました。いつも出してもらっていたので」。炎鵬は朝稽古後に、うれしそうに笑っていた。

 巡業ごとに1度は食事に行くという。土俵の上では火花を散らし、切磋琢磨は続いていく。“でこぼこコンビ”のライバル物語は始まったばかりだ。