2019.9.13 23:27

伊藤雅雪、TKOで再起戦飾る!「僕にしかできない伝説作る」世界王座の再獲得誓う

伊藤雅雪、TKOで再起戦飾る!「僕にしかできない伝説作る」世界王座の再獲得誓う

再起戦でTKO勝ちし、喜ぶ前WBOスーパーフェザー級王者の伊藤雅雪=後楽園ホール

再起戦でTKO勝ちし、喜ぶ前WBOスーパーフェザー級王者の伊藤雅雪=後楽園ホール【拡大】

 プロボクシングのライト級10回戦が13日、東京・後楽園ホールで行われ、前WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(28)=横浜光=が、インドネシア同級王者のルーベン・マナカネ(26)=インドネシア=に6回1分8秒TKO勝ちした。

 今年の5月25日(日本時間26日)に米フロリダ州キシミーで行われた、WBO世界同級タイトルマッチで当時同級9位のジャメル・ヘリング(33)=米国=に0-3の判定で敗れ、2度目の防衛に失敗。昨年7月に王座に就いた同じフロリダで陥落し、「言い訳はできない」と涙を流していた。

 それから約4カ月。約1年半ぶりの聖地での試合は、1回に右目の上を偶然のバッティングで腫らし、ほぼ左目だけで闘った。それもあって序盤はやや苦戦。相手の左フックをもらう場面もあった。体格で上回る中、右ストレート、左右のボディーと多彩なパンチで攻め立てるも、打たれ強い相手からダウンを奪えない。

 「1、2回は中間距離で闘おうと思っていたが、見えなくなったので削りにいった」と闘い方の幅を広げるために、新しい闘い方を試すというプランが崩れた。4回に連打でダウンを奪うと、6回に右ストレートで2度目のダウン。さらに右ボディー、最後は右左右の3連発でキャンバスに沈め、再起を果たした。

 「KOできたのは最低限のこと。チャンスを頂けるなら米国でもどこでも行く。今年か来年に絶対に世界王者になります。僕にしかできない伝説を作っていく」と世界王座の再獲得を誓った。

 「個人的には(WBC世界同級王者の)ベルチェルトとやりたい。11月に男の子が生まれるので、3人目の子どもに世界のベルトを見せてあげたい」と長男の誕生を心待ちにするパパの顔を見せた伊藤。「息子になめられないように、お父さんは世界王者だと分かるようになるまで頑張りたい。あと3年ぐらいですかね?」と笑った。

 この日は妊娠中の妻と2人の娘が会場に駆けつけ、娘の「パパがんばれー」の声援が試合中に響いていた。試合後は「パパかっこよかった」と天使のような笑顔を見せていたまな娘たち。さらに増える家族のためにも、「ライト級でもスーパーフェザー級でも、チャンスがもらえる階級でやりたい」と再び世界のベルトを手に入れる。

  • 再起戦でTKO勝ちした前WBOスーパーフェザー級王者の伊藤雅雪=後楽園ホール
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