2019.9.5 16:13

小原、村田の王座奪還を現地観戦「やりたいことをあのレベルで見せてくれた」/BOX

小原、村田の王座奪還を現地観戦「やりたいことをあのレベルで見せてくれた」/BOX

 プロボクシングの日本王者が指名試合を行う「2020年チャンピオンカーニバル」の挑戦者決定戦の発表会が5日、東京・文京区のJBC計量会場で行われた。

 ウエルター級に出場する日本同級1位の小原佳太(32)=三迫=は同級2位の垂水稔朗(25)=協栄=と対戦する。小原は「ボクシングはすごいなと思ってもらえるような試合をしたい」と意気込んだ。

 2016年9月にスーパーライト級で世界挑戦経験のある小原は、今年の3月30日に米ペンシルベニア州フィラデルフィアでIBF世界ウエルター級王座の挑戦者決定戦に臨み、判定で敗れた。2度目の世界挑戦を逃し引退も考えたが、6月13日の再起戦で4回TKO勝ちを収めた。

 現在もIBF世界同級8位の世界ランカー。ここでは完全に格が上の存在だが「『出る必要があるの』という周囲の声もあったが、日本人の強い選手とやりたかった」と出場を決めた。

 7月12日にエディオンアリーナ大阪で行われた、東洋大ボクシング部の1学年先輩の村田諒太(33)=帝拳=がWBA世界ミドル級王者に返り咲いた試合は、現地で観戦。「一発当てて、そこから最後までやりきる。僕がやりたいことをあのレベルで見せてくれた」と先輩のおかげで闘い方が整理された。

 8月19日から9月2日までは米国の名門ジムのワイルドカードジム、レジェンズジムで各1週間合宿を行った。世界ランカーなどとスパーリングを行い「約4年ぶりの米国合宿。すごく良かった。自分の良い所も悪い所もわかった」と充実した表情を見せた。

 「まず日本一を証明する。負けたら終わり」と日本タイトルを獲得してから、もう1度世界を目指す。