2019.8.27 05:02

井上兄弟、11・7にW世界戦!尚弥はWBSS決勝&弟・拓真も王座統一戦/BOX

井上兄弟、11・7にW世界戦!尚弥はWBSS決勝&弟・拓真も王座統一戦/BOX

11月に初のダブル世界戦が決まった井上尚弥(左)と拓真の兄弟 (撮影・中井誠)

11月に初のダブル世界戦が決まった井上尚弥(左)と拓真の兄弟 (撮影・中井誠)【拡大】

 プロボクシングWBA、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(26)=大橋=とWBC同級暫定王者の井上拓真(23)=同=の兄弟が26日、東京都内で会見し、11月7日にさいたまスーパーアリーナでダブル世界戦を行うことを発表した。既に発表されていた尚弥のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝戦と同じ興行で、拓真が王座統一戦に臨むことが新たに決まった。

 3歳違いの井上兄弟が初のダブル世界戦。兄の尚弥が気勢を上げた。

 「自分の試合より緊張する試合が前にある。いてもたってもいられないが、拓真と自分を信じてダブル勝利を狙いたい」

 この日の会見で弟の世界戦が発表された。目指すは2人そろってのベルト戴冠だ。来日して会見に同席した尚弥の対戦相手ノニト・ドネア(36)=フィリピン=は世界5階級制覇王者で、WBA世界同級スーパー王者。尚弥にとって高校時代に憧れていた存在で、かつて指導を受けたこともあり、左フックを参考にしたという。

 弟の拓真は王座統一戦としてWBC世界バンタム級正規王者のノルディーヌ・ウバーリ(33)=フランス=と対戦する。「兄と一緒にやれることはうれしい。兄弟で勝利したい」と言い切った。

 兄弟はダブル世界戦に備え、9月16-20日に長野・軽井沢で走り込み中心の合宿を行う。父の井上真吾トレーナー(48)は「ナオ、タクの2人ともモチベーションが上がる。より切磋琢磨(せっさたくま)する」と相乗効果に期待。既にスパーリングを開始している。

 「(拓真の試合は)控室で見るくらい。モニターで見ていた方が安心して見られる」

 兄の尚弥は弟の勝利を力に変えたい一心。日本で迎えるトーナメント決勝でドネアを下し、高額賞金と「ムハマド・アリ・トロフィー」をがっちりとつかみ取る。 (山口泰弘)

  • 記者会見するWBA、IBFバンタム級王者の井上尚弥=26日、東京都内
  • 記者会見を終え、写真撮影に応じるWBA、IBFバンタム級王者の井上尚弥(左)とWBA同級スーパー王者のノニト・ドネア=26日、東京都内