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渡名喜、涙の銀 身長差24センチ…女王ビロディドにまた決勝敗戦/柔道

渡名喜、涙の銀 身長差24センチ…女王ビロディドにまた決勝敗戦/柔道

技を掛け合う渡名喜(右)とビロディド。渡名喜は手足の長い相手に苦戦した (撮影・桐山弘太)

技を掛け合う渡名喜(右)とビロディド。渡名喜は手足の長い相手に苦戦した (撮影・桐山弘太)【拡大】

 柔道・パーク24プレゼンツ世界選手権第1日(25日、東京・日本武道館)開幕し、女子48キロ級で昨年2位の渡名喜風南(ふうな、24)=パーク24=は昨年と同じ顔合わせとなった決勝でダリア・ビロディド(18)=ウクライナ=に優勢で敗れ、2年続けて2位だった。男子60キロ級は永山竜樹(23)=了徳寺大職=が2016年リオデジャネイロ五輪銅メダルの高藤直寿(26)=パーク24=を3位決定戦で破り、2年続けて銅メダル。準々決勝でウズベキスタン選手に一本負けした高藤は、敗者復活戦を勝ち上がったが、5位に終わった。

 スポットライトが聖地・日本武道館の畳を照らす。暗転した場内は、独特の緊張感に包まれた。決勝は昨年と同じ顔合わせ。渡名喜は銀メダルに終わり、涙を流した。

 「前回に比べたらいい内容だったけど、負けて悔しい。自分の責任」

 初戦の2回戦から4試合連続一本勝ちの渡名喜は冷静に試合を展開したが、1分39秒で払い腰を食らった。「押し出そうと思った」と148センチの渡名喜。一瞬の迷いから身長差24センチのビロディド(身長172センチ)に技ありを奪われた。指導2つを誘発し、過去0勝3敗の女王を追い詰めたが、優勢負けした。

 かつて谷亮子が世界を引っ張った看板階級のエースはこの1年、常に宿敵を念頭に鍛えてきた。リオ五輪男子100キロ級銅メダルの羽賀龍之介(旭化成)の紹介で、昨夏から食品メーカーの森永製菓と個人トレーナー契約を交わし、週2-3回、約2時間、ウエートトレーニングを敢行する。重要視するのは筋肉痛になるほどの呼吸法だった。

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  • 渡名喜(左)はビロディドに2年連続で敗れた。170センチを超える女王が立ちはだかる
  • 銀メダルを獲得も悔しそうな表情を見せる渡名喜風南=25日、日本武道館(桐山弘太撮影)
  • 銀メダルを獲得も悔しそうな表情を見せる渡名喜風南=25日、日本武道館(桐山弘太撮影)
  • 銀メダルの渡名喜風南=25日、日本武道館(納冨康撮影)
  • 銀メダルの渡名喜風南(左)=25日、日本武道館(納冨康撮影)
  • 決勝で敗れた渡名喜風南(白)=25日、日本武道館(桐山弘太撮影)
  • 銅メダルを獲得した永山竜樹(右)=日本武道館(桐山弘太撮影)
  • 男子60キロ級3位決定戦永山竜樹に敗れ、ぼうぜんと座り込む高藤直寿=日本武道館
  • 高藤直寿に勝利した永山竜樹(青)=25日、日本武道館(納冨康撮影)
  • 高藤直寿に勝利した永山竜樹(青)=25日、日本武道館(納冨康撮影)
  • 銅メダルを獲得するも表情式の退場時に首から外した永山竜樹=25日、日本武道館(撮影・桐山弘太)