2019.8.26 05:02

八村抜きの日本、渡辺雄が最多17得点も…世界51位チュニジアに惜敗/バスケ

八村抜きの日本、渡辺雄が最多17得点も…世界51位チュニジアに惜敗/バスケ

八村不在の中、渡辺雄は孤軍奮闘したが、勝利に結びつかなかった (撮影・川口良介)

八村不在の中、渡辺雄は孤軍奮闘したが、勝利に結びつかなかった (撮影・川口良介)【拡大】

 バスケットボール・国際強化試合(25日、さいたまスーパーアリーナ)男子のW杯(31日開幕、中国)に出場する世界ランキング48位の日本は、同51位のチュニジアに76-78で競り負けた。疲労蓄積のため、スモールフォワード(SF)・八村塁(21)=ウィザーズ=をメンバーから外した日本は、SF渡辺雄太(24)=グリズリーズ=がチーム最多の17得点を挙げるなど最大14点差から追い上げ、一度は勝ち越したが一歩及ばなかった。女子で世界10位の日本は同39位の台湾を81-58で下した。

 「ディフェンス! ディフェンス!」。1万8377人が勝利を願い、声をからしたが届かなかった。76-76の第4クオーター(Q)残り0・2秒でシュートを決められ敗戦。チーム最多の17得点、4リバウンドと奮闘したSF渡辺雄は天を見上げ、悔しさをあらわにした。

 「最後は自分の1オン1のところでやられた。きょうは自分の責任」

 第4Q残り2分44秒で6点差。そこから粘るのが現在の日本。「みんながスペースを作ってくれたので、積極的に仕掛けた」と残り6秒で相手のファウルを誘った。2本のフリースローを決め、同点にしたが力尽き、「勝ちきれなかったのは実力不足。(後半に)粘る展開を作れたのは成長」と手応えと反省を口にした。

 疲労を考慮し、エースのSF八村がベンチ入りメンバーから外れた一戦。第1Qに8個のターンオーバーを許し、W杯へ「試合の出だし」という課題も明確になった。

 27日にチュニジアと非公開の試合を行い、28日に中国に出発する。NBAプレーヤーとしてチームを引っ張る24歳は「進化した代表を中国で見せる」と世界での飛躍を誓った。 (武田千怜)

男子日本代表・ラマス監督「第1クオーターの集中力が足りなかった。W杯は今までの戦いとは比べものにならない高いレベル。甘い試合はない」

  • 第2クオーター、シュートを決める渡辺雄=さいたまスーパーアリーナ
  • 第2クオーター、シュートを決める安藤誓=さいたまスーパーアリーナ
  • 試合終了間際、勝ち越しを許した竹内公(10)、比江島(6)ら=さいたまスーパーアリーナ