2019.8.24 05:02

田中恒成「最高の試合を!」 4階級制覇視野に24日V2戦/BOX

田中恒成「最高の試合を!」 4階級制覇視野に24日V2戦/BOX

WBOフライ級戦の調印式を終え、ポーズをとる王者の田中恒成(左)と挑戦者のジョナサン・ゴンサレス=23日、名古屋市

WBOフライ級戦の調印式を終え、ポーズをとる王者の田中恒成(左)と挑戦者のジョナサン・ゴンサレス=23日、名古屋市【拡大】

 プロボクシングのWBO世界フライ級タイトルマッチ(24日、名古屋市武田テバオーシャンアリーナ)の調印式と前日計量が23日、名古屋市内で行われ、世界3階級制覇王者で、同級で2度目の防衛を目指す王者の田中恒成(24)=畑中、=と挑戦者で同級1位のジョナサン・ゴンサレス(28)=プエルトリコ=はともにリミットの50・8キロでパスした。田中は「最高の試合を見せる」と決意を込めた。

 王者の風格が漂っていた。世界最速タイの12戦目で、世界3階級制覇を果たした田中。前日会見では挑戦者とにらみ合うこともなく、終始、穏やかな口調だった。

 「課題を持って取り組み、十分に良い練習ができた」

 フライ級で2度目の防衛戦。サウスポーとの対戦は2014年のプロ2戦目以来で、同じ左利きで東京五輪出場を目指す兄・亮明(25)=岐阜・中京学院大中京高教諭=とスパーリングを重ねてきた。

 調印式に出席したWBOのフランシスコ・バルカルセル会長は、そんな田中を世界6階級制覇のオスカー・デラホーヤらに例え「3階級制覇は誰にでもできることではない。ボクサーの質、レベルとして彼らに並ぶ」とたたえた。

 田中は6月にWBO世界スーパーフライ級王座を獲得した井岡一翔(30)をターゲットに4階級制覇も視野に入れる。その思いを後押しするような会長の発言に「名前が出た選手はレジェンドばかり。自分はまだまだ」と控え目ながら「明日は最高の試合を見せる」と言い切った。夢の実現にまた一歩近づく。 (月僧正弥)

挑戦者のゴンサレス「いかにクレバーに試合をするか。試合が終わった後、新しいチャンピオンが生まれていると思う」

  • WBOフライ級戦の前日計量をパスした王者の田中恒成。左奥は挑戦者のジョナサン・ゴンサレス=名古屋市