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17歳の伊藤ふたば、第一人者「啓代ちゃん」の背中追い「出し切る」/スポーツクライミング

17歳の伊藤ふたば、第一人者「啓代ちゃん」の背中追い「出し切る」/スポーツクライミング

ボルダリングの第1課題を完登し、ガッツポーズの伊藤。お姉さん選手に負けじと五輪切符をつかみにいく

ボルダリングの第1課題を完登し、ガッツポーズの伊藤。お姉さん選手に負けじと五輪切符をつかみにいく【拡大】

 スポーツクライミング・世界選手権第7日(18日、エスフォルタアリーナ八王子)女子複合予選が行われ、17歳の伊藤ふたば(TEAM au)が6位、15歳の森秋彩(あい、茨城県連盟)が5位、野口啓代(あきよ、30)=TEAM au=が2位、野中生萌(みほう、22)=XFLAG=が8位で、8人による20日の決勝に進んだ。日本勢は7位以内に入った選手のうち最上位の1人が2020年東京五輪代表に決まる。伊藤は第一人者の野口らに挑戦者として食らいつく。

 指先に水色が映える。伊藤は勝負カラーのネイルを施し、決勝へと続く壁を登り切った。昨年の誕生日に野口からプレゼントされたものだった。昨日の友は今日の敵。憧れのクライマーに真っ向勝負を挑み、五輪切符をつかみにいく。

 「(決勝では)チャレンジャーとして全力を出して、結果がついてくればいいですね」

 1種目目のスピードで波に乗った。自己ベストの8秒917で4位。「あれがかなり大きかった」。続くボルダリングは4課題の全てを完登。3つ目の課題では、最初のトライで登り切る「一撃」も決めて5位に。最後のリードは15位でふんばり、「しっかり決勝に残れてよかった」と息をついた。

 ファイナリスト8人のうち日本勢は4人。20日の決勝で7位以内の日本勢最上位となれば東京五輪代表に決まる。伊藤は野口の自宅に泊まりにいく間柄。互いを「啓代ちゃん」「ふうちゃん」と呼ぶ。今大会の種目別ではボルダリングで銀メダルに輝いた30歳の第一人者に憧れ、背中を追ってきた伸び盛りの17歳が胸を借りるときがくる。

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  • 女子複合予選ボルダリングの伊藤ふたば=エスフォルタアリーナ八王子
  • 女子複合予選リードの伊藤ふたば=エスフォルタアリーナ八王子
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