2019.8.19 05:01

五輪テスト大会、前日は水質悪化でパラのスイム中止も「大腸菌死滅」で泳げた/トライアスロン

五輪テスト大会、前日は水質悪化でパラのスイム中止も「大腸菌死滅」で泳げた/トライアスロン

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東京五輪
懸念された水質は改善が確認され、スイムも実施。古谷が懸命に前を追った

懸念された水質は改善が確認され、スイムも実施。古谷が懸命に前を追った【拡大】

 トライアスロン・世界混合リレーシリーズ東京大会(18日、お台場海浜公園)東京五輪で初採用の種目で、五輪のテストを兼ねた大会。前日17日のパラトライアスロンは水質の悪化によりスイムが中止となったが、この日は予定通りに行われ、日本(高橋、ニナー、井出、古谷)は1時間29分6秒で11位だった。各選手がスイム、バイク、ランを行い、女子、男子、女子、男子の順にリレー。フランスが1時間26分33秒で優勝した。

 4日間に渡るテスト大会は、水質と酷暑の対応に追われた。前日17日は大腸菌の値が国際トライアスロン連合(ITU)が定める上限の2倍を超えたことでスイムが中止になったが、この日は水質改善が認められ、予定通りに実施した。

 日本連合の大塚真一郎専務理事は「(海水の)大腸菌はすぐ死んで沈むというか、なくなる」と説明。一般的に大腸菌は高温に弱く、日光により死滅したと推測される。台風10号の接近による降雨の影響で水質が悪化したとみられるが、今後は水中のスクリーンを一重から三重にすることで、水質問題に終止符を打つ。

 初日は酷暑の影響でランの距離が半分になった。運営などに課題が浮かんだ今大会。東京五輪組織委は今後、本番の日程に予備日を設けるかを検討することになった。 (角かずみ)