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城山、走り幅跳び日本新8メートル40!橋岡が27年ぶり更新の30分後/陸上

城山、走り幅跳び日本新8メートル40!橋岡が27年ぶり更新の30分後/陸上

城山が3回目の跳躍で日本記録を樹立。橋岡の記録をすぐに更新した (撮影・恵守乾)

城山が3回目の跳躍で日本記録を樹立。橋岡の記録をすぐに更新した (撮影・恵守乾)【拡大】

 陸上・ナイトゲームズ・イン福井(17日、福井県営陸上競技場)男子走り幅跳びで4月のアジア選手権5位の城山正太郎(24)=ゼンリン=が追い風1・5メートルの3本目に日本新となる8メートル40をマークして優勝。世界選手権(9-10月、ドーハ)代表の橋岡優輝(20)=日大=が1本目で27年ぶりに出した日本記録の8メートル32を8センチ更新した。男子110メートル障害では高山峻野(24)=ゼンリン=が13秒25の日本新記録で優勝。女子100メートル障害は寺田明日香(29)=パソナグループ=が日本記録に並ぶ13秒00で制した。

 歓声また歓声。会場が揺れに揺れた。アジア王者の橋岡が8メートル32の日本新を出してからわずか約30分後、ダークホースの城山がその記録を8センチ上回った。8メートル40。殊勲の24歳は驚きを隠せなかった。

 「まさか(8メートル)40が出るとは…。さすがに想像できませんでした」

 踏み切りの直前。助走でスピードに乗っている感覚があった。「4歩前で(記録が出ると)分かった。気持ちよかったですね」。腰が沈まず、踏み切りで力を伝える効率的な跳躍。追い風1・5メートルの好条件も味方につけた。橋岡が27年ぶりに7センチ更新した森長正樹の日本記録をさらに塗り替え、世界選手権と2020年東京五輪の参加標準記録を破った。

 高校で走り幅跳びを始めるまで100メートルを専門とした。日本陸連科学委員会の分析によると、助走速度は秒速10・7-10・8メートル。「トップ選手に当てはめれば8メートル40くらいは跳べる。世界の選手に負けない速度を持っている」とは指導する広川龍太郎コーチ。178センチ、62キロの細身のジャンパーは、自慢のスピードを生かして自己記録を実に39センチも伸ばした。

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  • 城山が3回目の跳躍で日本記録を樹立。橋岡の記録をすぐに更新した(撮影・恵守乾)
  • 男子走り幅跳びで8メートル40の日本新記録をマークして優勝した城山正太郎=福井県営陸上競技場
  • 男子200メートル力走する(左から)20秒27で優勝の白石黄良々、3位の山下潤、2位の飯塚翔太=福井県営陸上競技場