2019.8.15 17:14

トライアスロン国際連合SD、五輪暑さ対策で前倒し検討「距離短縮は起こり得る

トライアスロン国際連合SD、五輪暑さ対策で前倒し検討「距離短縮は起こり得る

特集:
東京五輪
過酷な環境でのレースで、フィニッシュ後に倒れ込む選手が相次いだ=15日午前、東京都港区のお台場海浜公園(桐山弘太撮影)

過酷な環境でのレースで、フィニッシュ後に倒れ込む選手が相次いだ=15日午前、東京都港区のお台場海浜公園(桐山弘太撮影)【拡大】

 国際トライアスロン連合のマーカス・スポーツディレクター(SD)は15日、東京五輪の暑さ対策で、競技開始時刻の前倒しを検討する意向を表明した。本番のテストを兼ね、お台場海浜公園で行われた東京五輪予選後の記者会見で「今大会の結果を見て、もっと早いスタートも考慮しながら、組織委員会に対策を提案していきたい」と述べた。五輪当日の気象条件次第では距離を短縮して行う可能性も示した。

 東京五輪のスタート時刻は男女が午前7時半、混合リレーが8時半に設定されている。

 15日は7時半から女子が行われた。開始4時間前には熱中症の危険性を考慮し、ランを通常の10キロから5キロへ短縮することを決めた。6時時点で気温28・5度、水温30・3度だった。マーカス氏は「(国際大会でのラン短縮は)頻繁にある状況ではない。似た環境になれば(五輪でも)距離短縮は起こり得る」と指摘した。レース後には熱中症の疑いでフランス選手が救急車で搬送された。

 懸念される水質について、日本選手は「全く問題なかった」などと冷静な反応だった。

  • 過酷な環境でのレースで、フィニッシュ後に倒れ込む選手が相次いだ=15日午前、東京都港区のお台場海浜公園(桐山弘太撮影)
  • 過酷な環境でのレースで、フィニッシュ後に倒れ込む選手が相次いだ=15日午前、東京都港区のお台場海浜公園(桐山弘太撮影)
  • お台場海浜公園周辺で開催された世界トライアスロン大会でスタートする選手=15日午前、東京都港区(桐山弘太撮影)