2019.8.15 15:20

八村、ゲームの中の自分に興奮 「NBA 2K20」アンバサダーに/ バスケ

八村、ゲームの中の自分に興奮 「NBA 2K20」アンバサダーに/ バスケ

自身も登場するゲーム「2K20」に、身を乗り出して興じる八村塁(左)=東京・渋谷

自身も登場するゲーム「2K20」に、身を乗り出して興じる八村塁(左)=東京・渋谷【拡大】

 米プロバスケットボール、NBAが公認するゲームソフト「NBA 2K20」の国内アンバサダーに、日本人として初のドラフト1巡目指名を受けたSF八村塁(21)=ウィザーズ=が就任し、15日、東京都内で発表会に出席した。

 実在する歴代のNBA選手が、精密なグラフィックスにより、生きてプレーしているかのように映し出される「2K」シリーズ。このゲームを、八村はバスケットボールを始めた13歳のころからプレーしているという。宮城・明成高の頃などはチームメートとプレーしながら、「いつか2Kの選手になれたらいいなと話していた」と笑う。

 ウィザーズに加入したことで、その夢が実現。すでに数百個のカメラに囲まれて映像を撮られるスキャニングも体験した。「正直、すごかった。どんなものか予想できず、行ってみたら何百個もカメラがあって、いろんなやり方で表情を撮っていた。普段、バスケットでやらないような表情も求められた」と振り返る。

 その映像がこの日、初披露された。八村自身も初めて見る“自分”の姿に「おー、いいッスねえ。おー、すごい」と興奮気味。「最高ですね。僕のしぐさやシュートタッチとか(も再現されて)、僕そのまま。見ていて不思議な気分でした」と喜んだ。

 会場では、このゲームで子供と対戦。相手が八村がいるウィザーズを使い、八村はクリッパーズを選択した。18-18の残り27秒、ウィザーズの八村がダンクシュートを決めると、八村本人も相手チームなのに思わずガッツポーズするなど、大はしゃぎでプレーした。

 「2K20は初めてやった。動きもしなやかになっていてよかった」。分身がダンクを決めたことは「相手チームだけどうれしかった」と相好を崩した。

 子供から「必殺技を教えてください」とリクエストされ、「ダンク」と答えたが、会場にゴールがないため、実演はドリブルに。インアンドアウトを解説付きでやってみた八村。子供たちには「NBAの試合を見て、(プレーを)いいなと思ったら練習してごらん」とアドバイス。「ゲームだけじゃなくて、ちゃんと体育館にも行ってね。僕もゲームの中で見た技を実際にまねしてやった。楽しくやろう」と励ました。

 日本は今、八村のウィザーズ入団や日本代表の21年ぶりの自力でのW杯出場などでバスケットが注目されている。「ブームが大きくなっているし、子供たちがバスケを見たり、やり始めていたりするとも聞いている。みんなが一丸となってバスケを盛り上げられたらいいな」。八村はそう期待した。

 「NBA 2K20」は9月6日に発売される。