2019.8.9 05:01

勅使河原が2度目防衛 12回TKO勝ち/BOX

勅使河原が2度目防衛 12回TKO勝ち/BOX

故・三迫仁志名誉会長を追悼する10カウントゴングが鳴らされた=後楽園ホール(撮影・今野顕)

故・三迫仁志名誉会長を追悼する10カウントゴングが鳴らされた=後楽園ホール(撮影・今野顕)【拡大】

 ダイヤモンドグローブ(8日、後楽園ホール)プロボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチで、同級王者の勅使河原弘晶(29)=輪島功一スポーツ=が挑戦者で同級3位の大森将平(26)=ウォズ=に12回2分36秒TKO勝ちし、2度目の防衛を果たした。この試合前には、今月1日に亡くなった三迫ジム前会長の三迫仁志さん(享年85)の追悼10カウントゴングが行われた。

 多大な功績をたたえる10カウントゴングが、厳かに打ち鳴らされた。三迫さんの教え子で世界王者となった輪島功一氏(76)=輪島功一スポーツジム会長=らがリングに上がり、故人をしのんだ。

 直後のメインカード。輪島氏の教え子にあたる勅使河原が、“追悼”の勝利を挙げた。1回から手数を多く出して主導権を握り、判定でも優勢だった12回にパンチをまとめてTKO勝ちした。

 輪島氏は勅使河原の勝利に「(三迫さんを)祝福できたと思っている。私の(現役時代の)ボクシングの経歴を思い出した」と感慨深い様子。三迫さんとは面識がないという勅使河原は「輪島会長が喜んでくれることが、自分にとっての追悼になる。輪島会長に憧れてボクシングをやっている」と充実の表情を浮かべた。

  • 12RTKOで勝利し、タイトル防衛に成功した攻める勅使河原弘晶=後楽園ホール(撮影・今野顕)
  • 10R、左をあてる勅使河原弘晶(左)=後楽園ホール(撮影・今野顕)