2019.8.9 05:01

鈴木、競歩・東京五輪コースの酷暑懸念「再考して」/陸上

鈴木、競歩・東京五輪コースの酷暑懸念「再考して」/陸上

特集:
東京五輪
鈴木はあまりの暑さに、コース変更を訴えた

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 陸上の世界選手権(9-10月、ドーハ)競歩代表が8日、北海道・千歳市内での合宿を公開した。男子20キロ世界記録保持者の鈴木雄介(31)=富士通=が酷暑が懸念される2020年東京五輪のコースについて「可能なら再考してほしい」と提案した。

 五輪は二重橋前を発着点に皇居外苑部分の周回路で行われる。鈴木の本命の50キロは暑さ対策で午前5時半開始。都道では路面の温度上昇を抑える特殊な舗装整備などの対策がなされるが、7月末の早朝に試走した第一人者は「日陰がない。脱水になる可能性も大いにある。選手はもちろん、観客にも酷」と訴えた。

 50キロに出場する世界選手権も暑さが見込まれる。この日は15キロ走を行い、日本陸連科学委員会のサポートで練習の前後で体温を計測。発汗量や成分も分析し、サーモグラフィーカメラを使った体温の可視化も行った。

 ドーハで狙うのは表彰台。「暑い中でどう戦うかに注力している。状態は出来上がっている」。来夏に向けた予行演習へ、準備は整っている。 (鈴木智紘)