2019.8.8 17:25

井上尚弥、ドネア戦へ「しっかりと勝ちを徹底して、やっていきたい」/BOX

井上尚弥、ドネア戦へ「しっかりと勝ちを徹底して、やっていきたい」/BOX

ブラウンの電気シェーバー新製品発表会に参加した、ブラウンのアンバサダーを務める俳優の鈴木亮平(左)とプロボクシングのWBA、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥

ブラウンの電気シェーバー新製品発表会に参加した、ブラウンのアンバサダーを務める俳優の鈴木亮平(左)とプロボクシングのWBA、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥【拡大】

 プロボクシングのWBA、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(26)=大橋=が8日、東京・渋谷区の原宿クエストホールで行われた、ブラウンの電気シェーバー新製品発表会にゲストとして参加。ブラウンのアンバサダーを務める俳優の鈴木亮平(36)と軽快なトークを披露。また、ブラウンシリーズ9の宣伝隊長に就任した。

 井上がワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)同級決勝(11月7日、さいたまスーパーアリーナ)で、世界5階級制覇王者で、WBA世界同級スーパー王者のノニト・ドネア(36)=フィリピン=と対戦することが同日、WBSS公式サイトで発表された。イベントのトークセッションでは「決勝の舞台が整いました」と報告した。

 以下、鈴木が質問し、井上が答えた。

 --ちょっといいですか? 意気込みをこの場で

 「はい。日本人初となるこのトーナメントへの参加なので、また日本ボクシング界が盛り上がるような、また後輩の選手たちが活躍して、このトーナメントに出られるような、(そういう)存在として、次は必ず勝利をして、優勝しないといけないなと。すごく責任感のある一戦だなと思っているので、あと3カ月ありますけど、しっかり精進して、いつも通りのパフォーマンスができるように、頑張っていきたいと思います」

 --これから練習も本格的にやる感じですか

 「そうですね。本格的に実践練習の方も、入っていって、また走り込みの合宿もやって、そこから試合に向けて体重調整もしてという形で、仕上げていきます」

 --本番の日にひげそってくださいよ(笑)

 「はい。本番前にはしっかり(笑)」

 --宣伝隊長になってて、いくらちょっと試合前だからといって『そってないじゃないか』ってなることは避けてくださいね(笑)

 「そう言われないようにしっかりやります(笑)」

 以下は井上の一問一答。

 --今日のイベントの感想は

 「こういうイベントでのPRというのは、めったにできることじゃないので、楽しませてもらった」

 --最初(鈴木さんとボクシングの構えで)向き合っていたが

 「そうですね。そもそも、身長185センチ(公式プロフィルだと186センチ)の人を目の前にするということが、まずないので、それも人の前でっていうね。そういうのはないので。楽しかった」

 --(初対面の)鈴木さんの印象は

 「イベントをやってみてもそうだが、裏でもお話しさせてもらって、すごく優しい。優しかったとすごく印象付いた」

 --今日の朝ついに(WBSS決勝の日付と場所が)発表された。決まった一報を受けて、最初の感想は

 「決まってまずホッとじゃないけど、日本でできるということの喜びはすごくあった。また決勝を日本のファンの方の前で、この大舞台の決勝をできるっていうのは、まず自分の最大のモチベーションになる」

 --日本で行うことが最大のモチベーションになる一番の理由は

 「例えば海外でやることもモチベーションにはなるけど、この決勝という舞台をより多くの日本の方に見てもらいたいというのが、自分の中ではあるので」

 --場所がビッグイベントが開催されている、さいたまスーパーアリーナだが

 「過去で一番大きな箱(会場)で今回やるので、それもまた楽しみの一つと、モチベーションにもなる。その箱を(観客で)埋めなきゃなという責任感もあるが。埋まったでかい会場で、良い試合をするというのがすごく気持ちが良いことなので、もう何から何まで楽しみ」

 --あと3カ月ぐらいだが、ここからどんな調整をしていきたいか

 「8月は実践練習のスパーリングを週3でコンスタントにやりながら、9月の中旬にまた、走り込み合宿を予定しているので、そこでまた一つ土台作りをして、残り1カ月半で体重調整に入って、仕上げていこうかなと思う」

 --そういう道筋が立てられるということも含めて今日の朝、一報が出たときはうれしかったか

 「そうですね。まず日にちが決まらないと、逆算しての練習を組みづらいので、まずこの3カ月前に、しっかり日本でと決まったのが、一番でかい」

 --今はすごく暑いが、試合は秋。時期はどう

 「自分は夏が得意な方ではないので、逆に秋に試合ができるというのも、もっと良いパフォーマンスが出せる。自分の得意な季節。パフォーマンスが生かせると思う」

 --(WBSSの)1回戦、準決勝とインパクトのあるパフォーマンスを続けてきているが、決勝はどんなパフォーマンスを見せたいか

 「まあ相手がドネアなので、行き当たりばったりの戦いになると思う。なんとも言えない。試合内容だけじゃなくて、結果が今後のボクシング界全体。また若い選手の活躍の場をどうするかというところも含めて、大事な一戦になるので。そこはしっかりと勝ちを徹底して、やっていきたい」

 --ドネアもいろいろとコメントを出しているが、ドネアにメッセージはあるか

 「そうですね。相手のコメントを聞く限り、もう駆け引きの闘いは始まっているので、前半勝負。もし後半にいっても強いぞっていうところを見せたい」

 --世界中にアピールする一戦となるが、ボクシングとしての意気込みは

 「(WBSSの)1回戦、準決勝と良い勝ち方、倒し方ができている。ドネアは自分が高校生の時から、憧れていた選手なので、世代交代というか、しっかりとした形で、KOで勝って引導を渡したいなと思っている」

 --日本のファンに向けてのメッセージは

 「毎回言っていることだけど、ファンが自分の闘いに、何を求めて、何を期待しているかというのは重々承知だし、その期待に応えるというのも、すごくプレッシャーはかかるけど、そのプレッシャーが自分の力になるので、プレッシャーを力にして、11月7日に皆さんが熱くなるような、試合を見せたいと思う」

 --見た目の部分では、朝どういうふうに気合を入れる(笑)

 「切れ味鋭いシェーバーとパンチで、その日を締めくくりたい。って何でそんな、言わせたがるのはやめてください(笑)」

 --9月の中旬にやる合宿は、山でやりたいとか、海でやりたいとか、プランはあるか

 「山に籠る。海に出ちゃうと人も居るし、気分的にも集中できない。いろんなことを考えちゃうので。山に籠もって走りだけメインに取り組みたい」

 --一昨日からスパーリングを始めたが、動きはどうか

 「まあやっぱり3カ月、対戦相手と闘うっていうのもなく。闘う本能というか、感覚っていうものは若干鈍っているので、それをこれから取り戻していく」

 --弟の(WBC世界同級暫定王者の)拓真と同じ日に試合をしたいと言っていたが

 「交渉中っていう話は聞いているが、まだ正式には何も聞けていない状態なので。そこは一緒に決まれば、本当にお互い同じ日に向けての調整なので、一番良い形で、今年を締めくくれるといいなと思う。本当にいち早く決まることを願っている」

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