2019.8.8 05:01

挑戦者が熱中症でダウン…日本タイトル戦中止、拳四朗が公開スパーで穴埋め/BOX

挑戦者が熱中症でダウン…日本タイトル戦中止、拳四朗が公開スパーで穴埋め/BOX

 プロボクシング日本ライトフライ級タイトルマッチの前日計量が7日、東京都内で行われたが、王者の堀川謙一(39)=三迫=に挑戦するはずだった同級7位の大保龍斗(24)=横浜さくら=が熱中症のため現れず失格。試合は中止に。代わりに、堀川とWBC世界同級王者・拳四朗(27)=BMB=の公開スパーリングが行われることになった。東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチも行われる。

 計量の制限時間の午後3時になっても、大保は姿を見せることができなかった。所属ジムの平野美智子会長(29)は「減量中に熱中症になってしまい、試合が厳しい状況」と説明。この日の午前11時頃に自宅で具合が悪くなり、救急車で病院に運ばれたという。

 それでも大保は計量に行くつもりで点滴を拒否していたが、無念のタイムアップ。平野会長は「大事な試合に穴を空けてしまい、申し訳ありません」と謝罪した。

 2度目の防衛を目指していた堀川は計量を行い、リミットの48・9キロで一発パス。今月1日に亡くなった所属ジムの三迫仁志名誉会長の“追悼試合”でもあっただけに「負けられないですね」と意気込んでいたが、まさかの中止に。

 代わりに、WBC世界ライトフライ級王者で、先月12日に6度目の防衛を果たした拳四朗と堀川の、2分2ラウンドの公開スパーリングが行われることになった。ファンに防衛を報告するため来場予定だった拳四朗陣営に、主催者側が急遽(きゅうきょ)オファー。拳四朗は“男気”を見せ、快く引き受けた。 (尾崎陽介)