2019.8.7 19:30

挑戦者の大保龍斗、前日計量に現れず失格/BOX

挑戦者の大保龍斗、前日計量に現れず失格/BOX

日本ライトフライ級王者の堀川謙一

日本ライトフライ級王者の堀川謙一【拡大】

 ダイヤモンドグローブの前日計量が7日、東京都内で行われた。2度目の防衛を目指していた日本ライトフライ級王者の堀川謙一(39)=三迫=はリミットの48・9キロで一発パス。しかし、挑戦者で同級7位の大保龍斗(24)=横浜さくら=が現れず失格。試合は中止となった。東洋太平洋スーパーバンタム級王者の勅使河原弘晶(29)=輪島功一スポーツ=と挑戦者で同級3位の大森将平(26)=ウォズ=は、ともにリミットの55・3キロで一発でクリアした。

 計量の制限時間の午後3時を迎えても、大保は姿を見せることができなかった。1人で会場に来た横浜さくらジムの平野美智子会長(29)は「減量中に熱中症になってしまい、試合の方が厳しい状況」と説明。この日の午前11時頃に自宅で具合が悪くなり、救急車で病院に運ばれたという。それでも大保は計量に行くつもりで点滴を拒否していたが、無念のタイムアップとなった。平野会長は「タイトルマッチという大事な試合に穴を空けてしまい、申し訳ありません」と謝罪した。

 王者の堀川は先に計量を行い、リミットの48・9キロで一発パス。今月1日に亡くなった、所属する三迫ジム前会長の三迫仁志名誉会長の“追悼試合”でもあっただけに「負けられないですね」と意気込んでいたが、試合は中止となった。代わりに先月12日に6度目の防衛を果たした、WBC世界ライトフライ級王者の拳四朗(27)=BMB=との公開スパーリングが行われる。

 メインの東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチの前には、今月1日に亡くなった、三迫ジム前会長の三迫仁志名誉会長(享年85)の追悼10カウントゴングが行われる。息子の貴志現会長(45)らがリングに上がる。名誉会長は元プロボクサーで三迫ジムを設立し、輪島功一ら3人の世界王者を育てた。また、ダイヤモンドグローブを毎月定期開催するなどボクシング界の発展に尽力し、日本プロボクシング協会会長などを歴任した。

  • 同級王者の勅使河原弘晶(左)と挑戦者の大森将平
  • 同級王者の勅使河原弘晶(左)と挑戦者の大森将平