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東京五輪あと1年、聖火台点火は羽生結弦が最有力 被災地・宮城出身「復興」の象徴

東京五輪あと1年、聖火台点火は羽生結弦が最有力 被災地・宮城出身「復興」の象徴

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96年アトランタ夏季五輪

96年アトランタ夏季五輪【拡大】

★2020年東京五輪の聖火リレー

 来年3月26日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」をスタート。日本列島をおおむね時計回りに巡り、7月24日の東京・新国立競技場での開会式で聖火台に点火される。日数は移動日を含めて121日。東日本大震災などの被災地や各地の世界遺産、名所を組み込み、「復興五輪」の理念とともに地域の魅力を発信する。通過する市区町村は日本全体のほぼ半分の857。各日のリレーは午前10時ごろから午後8時ごろまでで、1人が走る距離は約200メートル。

★五輪聖火リレー・点火の名場面アラカルト

 ◆1964年東京夏季五輪 「戦後復興」を示す大会で、大役を務めたのは、原爆が投下された45年8月6日に広島県で生まれた早大の陸上選手、坂井義則さん。階段を駆け上がり、聖火台の横で高々とトーチをかざした姿は、多くの日本人の記憶に刻まれた。

 ◆92年バルセロナ夏季五輪 障害のあるアーチェリーの選手が夜空に火のついた矢を放って点火し、世界を驚かせた。

 ◆96年アトランタ夏季五輪 ボクシングの元世界王者のムハマド・アリ氏が登場。持病のパーキンソン病で震える手にトーチを持って火を付け、感動的な場面をつくり出した。

 ◆98年長野冬季五輪 92年アルベールビル冬季五輪フィギュアスケート女子銀メダリストの伊藤みどりさんが担当。日本の伝統芸能「能」をイメージした衣装を身にまとい、ハスの花を頭につけて登場した。

 ◆2000年シドニー夏季五輪 先住民アボリジニ出身で、地元オーストラリアの陸上女子のスター、キャシー・フリーマンが大役を担った。同国が目指す「民族融和」の象徴となった同選手は400メートルで金メダルに輝き、大会の主役に。

 ◆18年平昌冬季五輪 フィギュアスケート女子五輪金メダリストで韓国の国民的ヒロイン、金妍児さんが点火。

  • 五輪2連覇を達成した羽生は昨年4月に地元の仙台市でパレードを行った。東北復興のシンボルだ
  • 1964年東京夏季五輪
  • 98年長野冬季五輪
  • 2000年シドニー夏季五輪
  • 18年平昌冬季五輪