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東京五輪あと1年、聖火台点火は羽生結弦が最有力 被災地・宮城出身「復興」の象徴

東京五輪あと1年、聖火台点火は羽生結弦が最有力 被災地・宮城出身「復興」の象徴

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五輪2連覇を達成した羽生は昨年4月に地元の仙台市でパレードを行った。東北復興のシンボルだ 

五輪2連覇を達成した羽生は昨年4月に地元の仙台市でパレードを行った。東北復興のシンボルだ 【拡大】

 東京で1964年以来56年ぶりの開催となる夏季五輪は、来年の7月24日に開幕する。真夏の祭典まで1年となり、今後選考が本格化してくるのが聖火の最終点火者だ。来年3月26日に福島県をスタートし、121日間で全国を駆け抜ける聖火が聖火台に灯される場面は、開会式のクライマックス。「復興五輪」をうたう大会を象徴する存在として、フィギュアスケート男子で五輪2連覇の羽生結弦(24)=ANA=らの名が挙がる。

 五輪開会式のクライマックスは、なんといっても聖火の点火。1年後の東京五輪で大役を担うのは誰か。最有力候補に挙がってくるのが、フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪2連覇を果たした羽生だ。国民栄誉賞も受賞し、日本を代表するアスリートとして、世界的にも知名度が高い。

 宮城県出身で、2011年の東日本大震災では仙台市のリンクで被災、スケート靴のまま避難した。当初はスケートを続けるべきか悩んだが、練習場所を求めて全国のアイスショーに出演。歓声を受けて「スケートを通して一生懸命な姿を見せ、少しでも多くの人に勇気を与えられればいい」と復興への思いを強く抱くようになった。14年ソチ冬季五輪では男子で初の金メダルを獲得。この事実が、羽生を最終点火者の有力候補に押し上げる大きな要素だ。

 五輪では招致の段階から開催の理念が重要視される。今回の東京五輪が訴えるのは東日本大震災の復興。組織委員会の森喜朗会長(82)も、震災復興こそが「源流」だと、たびたび強調している。被災の苦しみを乗り越えて金メダルを手にし、多くの被災者を勇気づけた羽生。これほど大会理念にふさわしいストーリーはないだろう。

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  • 1964年東京夏季五輪
  • 96年アトランタ夏季五輪
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  • 2000年シドニー夏季五輪
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