2019.7.19 11:20

人助けで五輪金メダル売却 ベラルーシのアレクセイ・グリシン氏/スキー

人助けで五輪金メダル売却 ベラルーシのアレクセイ・グリシン氏/スキー

バンクーバー冬季五輪のフリースタイルスキー男子エアリアルの表彰式で、授与された金メダルを掲げるベラルーシのグリシン氏=2010年2月(タス=共同)

バンクーバー冬季五輪のフリースタイルスキー男子エアリアルの表彰式で、授与された金メダルを掲げるベラルーシのグリシン氏=2010年2月(タス=共同)【拡大】

 2010年バンクーバー冬季五輪のフリースタイルスキー男子エアリアルで金メダルを獲得したベラルーシのアレクセイ・グリシン氏(40)は19日までに、親しい人物の手術費用を確保するため、メダルを売却すると明らかにした。同国メディアが報じた。

 メダルは米国でオークションにかけられ、カナダ放送協会(CBC)によると、5万ドル(約537万円)以上の値が付く見込みという。グリシン氏はメダルと別れるのはつらいかとの記者の質問に「いや、私にはメダルよりも人間の命が重要だ。メダルはただの金属だ」と答えたという。

 グリシン氏はメダルを売る以外にまとまった現金を得る方法がなく、02年ソルトレークシティー冬季五輪で獲得した銅メダルも売却するという。(共同)