2019.7.18 05:00

芳田司、連覇へ決意 6月に左太もも裏肉離れも「五輪に向けて優勝という目標がある」/柔道

芳田司、連覇へ決意 6月に左太もも裏肉離れも「五輪に向けて優勝という目標がある」/柔道

柔道の世界選手権壮行会に出席した(右から)芳田司、田代未来ら=東京都内

柔道の世界選手権壮行会に出席した(右から)芳田司、田代未来ら=東京都内【拡大】

 柔道の世界選手権(8月25日~9月1日、日本武道館)に出場するコマツ所属の4選手、女子57キロ級の芳田司(23)、同級の台湾代表の連珍羚(31)、同63キロ級の田代未来(25)、同70キロ級の混合団体メンバーの大野陽子(29)が17日、所属先の壮行会に出席した。

 前回大会金メダルの芳田は6月8日の全日本実業団体対抗大会の決勝で、玉置桃(24)=三井住友海上=の一本背負いを受けた際に、左太もも裏(半膜様筋)を肉離れしていたことを明かした。約1カ月間、畳に上がることができず「不安ではある。まだ試合のようには(練習が)できていないが、究極は試合の日だけでも思いっきりやれるようには最低限できる。五輪に向けて優勝という目標がある」と2連覇に向けて決意を語った。

 先週から乱取りなど畳の上での練習を徐々に再開したが、畳に上がれなかった約1カ月間は東京・北区にある味の素ナショナルトレーニングセンターで週3回、約2時間の筋力トレーニングや体幹の強化に努めた。逆足の強化や自転車トレーニングなどを行い、特に「ずっと課題にしていた」という上半身のトレーニングに力を入れ「長い期間やるのは初めて。マシンを使って、引くトレーニングなどで腕の力を鍛えた。安定してきた」。コマツの徳野和彦監督(45)は「(けがは)特に問題ないと思う。順調に回復している。他のところの部位を鍛えられて、逆によかった」とポジティブに捉えた。

 世界選手権と11月のグランドスラム大阪大会を制し、その後の強化委員会で出席者の3分の2以上の賛成を得れば、約1年後に今大会と同会場で行われる東京五輪代表入りが決定する。「五輪まであと少しなので、勢いをつける大会にしたい。駆け抜けるような気持ちで、日々を過ごしていきたい。頑張るしかない。いつも応援してくださる方々に、今年も金メダルをまたお見せしたい」。世界女王はけがを乗り越え、東京五輪まで駆け抜ける。