2019.7.15 05:02

和毅、“完敗”王座陥落「まあ、バルガスの方が強かった」/BOX

和毅、“完敗”王座陥落「まあ、バルガスの方が強かった」/BOX

特集:
亀田和毅
バルガス(右)のパンチを浴びる亀田和(Tom Hogan-Hoganphotos/Golden Boy Promotions提供・共同)

バルガス(右)のパンチを浴びる亀田和(Tom Hogan-Hoganphotos/Golden Boy Promotions提供・共同)【拡大】

 プロボクシング・WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦(13日=日本時間14日、米カリフォルニア州カーソン)暫定王者の亀田和毅(28)=協栄=は王者のレイ・バルガス(28)=メキシコ=に0-3の判定で敗れ、王座から陥落。アマチュア時代に唯一の黒星を喫した相手にリベンジはならず、王座統一に失敗した。亀田は再起を誓った。

 メキシコで修行中だったアマチュア時代の2007年に、亀田和が唯一の黒星を喫した相手に雪辱はならなかった。

 「今の自分の実力。まあ、バルガスの方が強かったんじゃないですか」

 3人のジャッジ全員が110-117の大差。潔く負けを認めた。

 身長は8センチ高い179センチ、リーチも9センチ上回る正規王者のパンチをかいくぐり、果敢に攻めたが、懐には入れても流れを変えることができない。「もうちょっといこうと思ったらクリンチ」と相手のしたたかさにかわされた。最終12回にはそのクリンチでレフェリーが止めに入ったが、再開の合図前にパンチを放って減点された。

 これが世界戦8試合目。亀田3兄弟で引退した長男・興毅氏(14戦)、次男・大毅氏(8戦)と合わせ、節目の30戦目だったが勝利はならなかった。

 12日に28歳になったばかり。亀田和は「最後まで根性を出していこうというのはあって、それはできた。もう一回チャンピオンになるために頑張る」と再起を宣言した。

試合後、勝利を確信して両手を上げるとブーイングが浴びせられたバルガス「(メキシコで武者修行した亀田和でなく)本物のメキシコ人が勝ったということ。コピーでは駄目だ。彼がやろうとすることは全て阻んだ」

  • WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦でレイ・バルガス(左)のパンチを浴びる亀田和毅=カーソン(TomHogan-Hoganphotos/GoldenBoyPromotions提供・共同)