2019.7.13 11:20

米メディア、村田は「圧倒的な内容でベルトを取り戻した」「ミドル級で本物の選手に戻った」/BOX

米メディア、村田は「圧倒的な内容でベルトを取り戻した」「ミドル級で本物の選手に戻った」/BOX

2R、ブラントからダウンを奪う村田諒太(右)=エディオンアリーナ大阪(撮影・甘利慈)

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 プロボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ(12日、大阪市のエディオンアリーナ大阪、観衆=6500)壮絶な打ち合いを制し、リベンジだ。前王者で同級4位の村田諒太(33)=帝拳=が王者のロブ・ブラント(28)=米国=を2回2分34秒TKOで下し、9カ月ぶりに王座を奪還した。世界王座陥落後の直接再戦で返り咲いたのは、国内所属選手で3人目(4度目)。不死鳥のようによみがえった村田が、世界でも層が厚いミドル級で新たな道を切り開く。

 村田の劇的カムバック勝利は、ボクシングの本場、米国でも話題を呼んだ。スポーツ専門局ESPN(電子版)は12日(日本時間13日)、「リョウタ・ムラタ、ロブ・ブラントにTKO勝利で輝く」との見出しを打って、「村田諒太は金曜日、日本の大阪でロブ・ブラント相手に圧倒的なパフォーマンスを見せ、WBAミドル級のベルトを取り戻した」と報じた。

 記事は「昨年10月にブラントに判定負けしベルトを失った村田は2ラウンドに64発のパワーパンチを見舞って、レフリーに同ラウンド2分34秒に試合を止めさせた」とし、「村田の出した64発というパワーパンチの数は、ミドル級の試合の1ラウンドで発したパワーパンチ数で史上2番目となった」と伝えた。これまで最も多いのは、1991年の試合でマイク・マッカラム(ジャマイカ)の1ラウンド計74発。

 さらにESPNは「村田は前回のブラントに敗北を喫した後、引退も考えたが、今回の勝利で彼は、WBA世界ミドル級スーパー、IBF世界ミドル級王者の”カネロ”ことサウル・アルバレス(28)=メキシコ=や、WBO世界ミドル級王者のデメトリアス・アンドラーデ(31)、WBC世界ミドル級王者のジャーモール・チャーロ(29)=ともに米国=らの強豪がひしめく階級で、本物の選手に戻った」とした。