2019.7.12 22:41

国枝慎吾「開き直った」 苦手の芝で壁越えた ウィンブルドン車いすの部

国枝慎吾「開き直った」 苦手の芝で壁越えた ウィンブルドン車いすの部

特集:
全英オープン
車いすの部男子シングルスで決勝に進んだ国枝慎吾=ウィンブルドン(共同)

車いすの部男子シングルスで決勝に進んだ国枝慎吾=ウィンブルドン(共同)【拡大】

 テニスのウィンブルドン選手権車いすの部は12日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス準決勝は第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)が3連覇を狙ったステファン・オルソン(スウェーデン)に4-6、6-2、6-3で逆転勝ちし初の決勝進出を果たした。

 苦手としてきた芝で、国枝が壁を越えた。2016年から実施されたシングルスで2連覇中だったオルソンにフルセット勝ちで初の決勝進出。「強敵に勝てて自信になる」と破顔一笑した。

 相手の鋭く伸びるストロークに苦しんで第1セットを取られたものの「開き直った。振り切っていくことで圧力をかけられる」と強打を貫き、鮮やかに逆転した。

 昨年までは戦術面で迷いながらプレーしていたが、パワーを重視したショットを軸に据えて芝の戦いにも順応。悲願の四大大会全制覇へ、あと1勝に迫り「(決勝も)最後まで打ち切りたい」と意気込んだ。(共同)