2019.7.11 23:59

ロシア副首相の五輪追放解除 スポーツ仲裁裁判所が発表

ロシア副首相の五輪追放解除 スポーツ仲裁裁判所が発表

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は11日、国際オリンピック委員会(IOC)が2014年ソチ冬季五輪で国ぐるみの不正が行われたとして五輪永久追放処分を科した、当時スポーツ相だったロシアのムトコ副首相について、IOCから受けた処分の解除を決めたと発表した。

 ムトコ氏が処分解除を求めてCASに提訴していた。ムトコ氏はインタファクス通信に対し「CASの決定に満足している」と語った。

 CASはIOCが処分の根拠とした五輪憲章の条文が競技者や五輪代表団などを対象としたもので、ムトコ氏はそれに当たらないとした。国家主導のドーピングが行われていたかどうかや、ムトコ氏の関与の有無については判断しないとした。

 IOCはCASに理解を示しつつ「裁定はIOCが五輪に関していかなる決定をも下せる権利を持ち続けるということを明確に示した」とする談話を発表した。(共同)