2019.7.8 05:02

設楽、マラソン初V!MGCへ「今、走っても勝てる。自信しかない」

設楽、マラソン初V!MGCへ「今、走っても勝てる。自信しかない」

設楽が両手をあげてフィニッシュ。約2カ月後の大一番へ自信をつけた (共同)

設楽が両手をあげてフィニッシュ。約2カ月後の大一番へ自信をつけた (共同)【拡大】

 ゴールドコースト・マラソン(7日、オーストラリア・ゴールドコースト)前日本記録保持者の設楽悠太(27)=ホンダ=が2時間7分50秒の好タイムで優勝した。2020年東京五輪代表を決める9月15日の「グランドチャンピオンシップ(MGC)」に弾みをつけた。今春からプロに転向した川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損保=は2時間15分32秒で13位。ハーフマラソンは佐藤悠基(32)=日清食品グループ=が1時間2分36秒で日本勢最高の2位に入った。服部勇馬(25)=トヨタ自動車=は3位だった。

 マラソン初勝利を挙げた設楽から前日本記録保持者のプライドがにじむ。気温20度前後の冬のゴールドコーストを駆け抜け、MGCへの強い思いを語った。

 「今、走っても勝てる。自信しかない」

 ケニア選手らとの勝負を制し、両手を小さく上げてゴールした。レースプランは立てずに淡々とペースを刻み、2時間7分50秒。35キロ過ぎで一時は遅れかけたが、「前が落ちてきたのを気持ちで拾った」。3人に絞られた優勝争いから、40キロ付近で抜け出した。

 昨年2月に当時の日本記録となる2時間6分11秒をつくったが、その後は故障もあって精彩を欠いた。日本記録保持者の称号は同10月、同級生の大迫傑(ナイキ)に奪われた。今年元日の全日本実業団対抗駅伝や3月の東京マラソンは体調不良の影響で欠場。「合宿でも耐える練習をしてきた。やることをやればできる。練習の成果を出せた」とうなずいた。

 タイムについては「良かったんじゃないですか」とあっさり。MGCも「いつも通り臨む」。あくまで本番は東京五輪だ。

川内優輝「全然駄目。2時間9分が目標だったが、ペースメーカーは自分には速すぎた」

優勝から9秒遅れの3位に入った服部勇馬「15キロぐらいからペースが上がり、予定通りいい練習ができた」

  • 力走する設楽悠太(左)。2時間7分50秒で優勝した=ゴールドコースト(共同)
  • 力走する設楽悠太=ゴールドコースト(共同)
  • 2時間15分32秒で13位だった川内優輝=ゴールドコースト(共同)