2019.6.22 21:17

素根擁する環太平洋大は3位 古賀総監督「気持ちの訓練ができた」/柔道

素根擁する環太平洋大は3位 古賀総監督「気持ちの訓練ができた」/柔道

女子5人制の準決勝で敗れ、3位に終わった環太平洋大。試合後、厳しい表情の素根輝=日本武道館

女子5人制の準決勝で敗れ、3位に終わった環太平洋大。試合後、厳しい表情の素根輝=日本武道館【拡大】

 柔道・全日本学生優勝大会第1日(22日、日本武道館)団体戦で争う大会。体重別の女子5人制で、8月25日開幕の世界選手権女子78キロ超級代表の素根輝(あきら、18)擁する環太平洋大が準決勝で敗れ、3位だった。6連覇を狙った山梨学院大を3-0で破った東海大が12年ぶり5度目の頂点に立った。女子3人制は明治国際医療大が決勝で東女体大を2-0で下し、初優勝を飾った。

 素根は大将として4試合中、初戦と2回戦の2試合に出て1勝1分け。準決勝の東海大戦はベンチで戦況を見守り、チームの敗戦が決まると、悔しがった。初めて出た学生大会は3位だった。

 環太平洋大の古賀稔彦総監督は「緊迫した中で相手は必死でくる。こっちは負けちゃいけない。世界の舞台での闘いへ、いい経験になった。気持ちの訓練ができた」と振り返った。昨夏のジャカルタ・アジア大会覇者で、今夏の世界選手権代表は学生大会の畳に上がれば確実に勝利が求められる。数々の国際大会で結果を残してきた1992年バルセロナ五輪男子71キロ級金メダリストはプレッシャーがかかる中、闘い抜いた18歳へ、今後への収穫を口にした。

 この日、報道陣の前に姿を現さなかった素根だが2カ月後に行われる世界選手権の会場と同じ日本武道館で存在感は示した。「目の前の相手を一人一人倒していくだけ。金メダルだけを目指して頑張りたい」と常日頃から東京五輪の前哨戦に向けて意気込む素根。古賀総監督の教えを胸に、さらなる飛躍を目指す。