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京口、喜べない初防衛…試合前KO宣言も相手ディフェンス崩せず判定/BOX

京口、喜べない初防衛…試合前KO宣言も相手ディフェンス崩せず判定/BOX

京口(左)はタナワット(右)を攻め立てたが、倒しきれず。ホロ苦い初防衛となった(撮影・中井誠)

京口(左)はタナワット(右)を攻め立てたが、倒しきれず。ホロ苦い初防衛となった(撮影・中井誠)【拡大】

 ダブル世界戦(19日、千葉・幕張メッセイベントホール)スーパー王者の京口紘人(25)=ワタナベ=が、挑戦者で同級10位のタナワット・ナコーン(26)=タイ=に3-0の判定勝ち。初防衛に成功した。サッカー日本代表MF久保建英(レアル・マドリード)似のチャンピオンが、期待されるWBC同級王者、拳四朗(27)=BMB=との2団体統一戦に一歩前進した。

 喜べない初防衛となった。“4回までにKOする”と試合前に宣言し、自信満々に臨んだ一戦。京口は公約を果たせず、潔くリング上でファンに謝った。

 「ふがいない試合して申し訳ありません!」

 12ラウンドを戦い抜いて判定勝ちを収めた世界2階級王者が、リング上で「申し訳ありません」というフレーズを4度も口にした。バックステージでも開口一番「すみませんでした」と反省の言葉を続けた。

 3ラウンドまでは持ち前のパワーで優勢に攻め続けた。何度もロープを背負わせて連打をたたき込んだが、4ラウンド以降は挑戦者タナワットのムエタイ仕込みのタフネスさに苦しめられた。しなやかで粘り強いディフェンスを打破できず、KO狙いの強打に頼りがちになった。思うようにジャブも打てず、リズムを崩した。早期決着に持ち込めなかった。

 「収穫は勝てただけ」と不完全燃焼を強調したものの、ビッグマッチへの“パスポート”は手にした。WBC同級王者の拳四朗(27)=BMB=との2団体統一戦へ一歩前進。リングサイドで観戦していた拳四朗の前で「必ず進化して、統一戦を実現したい」と夢のカードをぶちあげた。

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  • 京口は試合後も満面の笑みとはいかず。反省の弁を並べた
  • 初防衛を果たし、ベルトを肩に掛けて笑顔を見せる京口紘人(右)=幕張メッセ(撮影・中井誠)
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  • 4R京口紘人(左)の左がナコーンの顔面にヒット=幕張メッセ(撮影・中井誠)
  • 4R、攻める京口紘人=幕張メッセ(撮影・山田俊介)
  • 京口-タナワット採点表
  • 京口紘人・プロ全成績