2019.6.20 05:00

【矢尾板貞雄】試合途中でやり方変えたさすがの井岡

【矢尾板貞雄】

試合途中でやり方変えたさすがの井岡

コーナーポストに駆け上がり、歓喜の雄叫びをあげる井岡一翔。8R、TKO勝ちで日本人初の世界4階級制覇を果たした=幕張メッセ(撮影・中井誠)

コーナーポストに駆け上がり、歓喜の雄叫びをあげる井岡一翔。8R、TKO勝ちで日本人初の世界4階級制覇を果たした=幕張メッセ(撮影・中井誠)【拡大】

 プロボクシング・ダブル世界戦(19日、千葉・幕張メッセイベントホール)井岡は1、2回はパリクテのリーチの長さに苦しみ、距離感をつかめず苦戦した。まっすぐ後ろに下がっていたので攻め込まれていた。3回から左右に動いて相手の右ストレートを外すようになった。これで左ボディーや右フック、アッパーに返しのストレートと井岡のペースになった。

 試合途中でやり方を変えられるところは、さすが百戦錬磨だ。相手の狙う打ち合いに付き合わず、打たせてからのカウンターの右が決まった。

 井岡との対戦を望んでいる田中恒成と闘うことになれば互いに技術が高く、実力差はない。田中は良い右ストレートを打つので、面白い試合になるだろう。(サンケイスポーツ評論家)

  • 世界4階級制覇を達成した井岡はベルトを掲げて雄たけび。試合中はスプレーで消していた左腕のタトゥーが浮かび上がった(撮影・山田俊介)
  • パリクテ(左)と打ち合う井岡一
  • 関係者らと記念撮影に臨む井岡一翔(中央)=幕張メッセ(撮影・山田俊介)
  • 10R、井岡一翔の連打でレフェリーストップとなる=幕張メッセ(撮影・山田俊介)
  • 勝利に歓喜する井岡一翔=幕張メッセ(撮影・山田俊介)
  • 3R、険しい表情でガードする井岡一翔(左)=幕張メッセ(撮影・中井誠)
  • 3R、攻める井岡一翔=幕張メッセ(撮影・山田俊介)
  • 井岡-パリクテ採点表
  • 井岡一翔・世界戦全成績
  • プロボクシング・日本男子選手の世界3階級制覇以上
  • プロボクシング・日本男子選手の世界戦通算勝利数上位
  • プロボクシング・日本ジム所属の現役男子世界王者